家飲み奥播磨山廃純米

2023年12月10日2024年1月29日

家飲みでは、お店で飲んだ日本酒や酒蔵や酒店で買った全国の美味しい地酒を厳選して紹介します。

本日は久しぶりに姫路市安富町の下村酒造を訪れ、『奥播磨山廃純米』と酒粕を購入しました。

『奥播磨山廃純米』は『熱燗に合うお勧め日本酒』でも紹介しています。

奥播磨　

日本三彦山の一つ雪彦山の西山麓の山林に囲まれた安富町に下村酒造はあります。

仕込み水は雪彦山系伏流水、酵母の発育が活発な中硬水です。

「手造りに秀でる技はなし」播州の地で純米酒のみを造る下村酒造店のお酒です。

生産石数が約600石、これは大手酒造元の100分の1以下の規模です。

地方の銘酒を紹介するのに「幻の」とか「知る人ぞ知る」的な表現を使うことがありますが、奥播磨はその表現に相応しいお酒です。

一般的な美酒のイメージは、フルーティですっきりしているお酒だと思いますが、

ここのお酒は全く違い、ひと言で言うと「どっしりして味が濃い辛口」です。

じの時期は酒粕をベースの具沢山粕汁が体があったまり、我が家では欠かせないので、酒粕もあわせ購入するため、酒造店を訪れました。

新作の生酒の若いお酒も多く出ていましたが、熱燗の美味しいこの時期定番の「奥播磨山廃純米」を購入しました。

旨味のある日本酒は近隣宍粟市（しそうし）名物鹿肉によく合います。

酒造店近くには、安志稲荷があり、鳥居近くの年末に巨大干支が設置されます。

今年もそんな時期が近づいています。

まったりとして香ばしい旨みがたっぷりです。

五味豊かに味多く、「冷やー常温ー燗」と温度によって様々に表情を変化させますが、この時期は特に熱燗がこのみです。

旨味の中に少し、辛さが後から立ちます。

牛の焼肉に抜群の相性です。

米の旨みもしっかり味わえます。

兵庫夢錦は酒米としては山田錦の孫にあたる酒米で味がしっかりでコクがあります。

近くに揖保川という鮎の友釣り発祥の地があり、鮎の甘露煮やキノコなど山菜にも合います。

名称	奥播磨山廃純米
商品説明	香りは穏やかで、ほんのりと香ばしさを感じる風味のお酒。
容量	1800ml
原材料	夢醸55％　日本酒度：+5　酸度：2.3
精米付合	55％
アルコール度	16-17度
お召し上がり方	常温・お燗

時代が流れインターネットで多くの情報を手に入れれる様になりました。

美味しい日本酒を飲んで楽しい時間を過ごすのであれば、作りての物語も一緒に味わう様になりました。