SDGs 目標3. すべての人に健康と福祉を

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 SDGsの17の目標と169のターゲット

SDGsには17の大きな目標があり、それぞれに平均10個ずつくらい同じようなターゲットが存在し、合計で169個あるので169のターゲットと言われています。

今回はSDGs 目標3. 「すべての人に健康と福祉を」を紹介します。

すべての人に健康と福祉を

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サハラ以南のアフリカ地域では、2人に1人の子どもが、かぜで肺炎になっても治療を受けられません。

達成のための目標

3−1 2030年までに、赤ちゃんがおなかの中にいるときや、お産のときに、命を失ってしまうお母さんを、2030年までに、産まれる赤ちゃん10万人あたり70人未満まで減らす。

3−2 すべての国で、生まれて28日以内に命を失う赤ちゃんの数を1000人あたり12人以下まで、5さいまでに命を失う子どもの数を1000人あたり25人以下まで減らし、2030年までに、赤ちゃんやおさない子どもが、予防できる原因で命を失うことがないようにする。

3−3 2030年までに、エイズ、結核、マラリアや、これまで見放されてきた熱帯病などの伝染病をなくす。また、肝炎や、汚れた水が原因で起こる病気などへの対策をすすめる。

3−4 2030年までに、予防や治療をすすめ、感染症以外の病気で人々が早く命を失う割合を3分の1減らす。心の健康への対策や福祉もすすめる。

3−5 麻薬を含む薬物やアルコールなどの乱用を防ぎ、治療をすすめる。

3−6 2030年までに、交通事故による死亡やけがを半分にまで減らす。

3−7 2030年までに、すべての人が、性や子どもを産むことに関して、保健サービスや教育を受け、情報を得られるようにする。国はこれらを国の計画のなかに入れてすすめる。

3−8 すべての人が、お金の心配をすることなく基礎的な保健サービスを受け、値段が安く、かつ質の高い薬を手に入れ、予防接種を受けられるようにする(ユニーバーサル・ヘルス・カバレッジ)。

3−9 2030年までに、有害な化学物質や、大気・水・土壌の汚染が原因で起こる死亡や病気を大きく減らす。

達成のため方法

3-a すべての国で、たばこを規制する条約で決められたことが実施されるよう、必要に応じて取り組みを強める。

3ーb 主に開発途上国で大きな影響をおよぼす病気に対するワクチンや薬の開発を助ける。また、国際的な約束や宣言にしたがって、安い値段で薬やワクチンを開発途上国にも届けられるようにする。

3ーc 開発途上国、特に、最も開発が遅れている国や島国で、保健に関わる予算と、保健サービスに関わる職員の数や能力、その人たちへの研修を大きく増やす。

3ーd すべての国、特に開発途上国において、その国や世界で健康をおびやかす危険な状態が発生したときに、それにすばやく気づいて知らせ、危険な状態を減らしたり、対応したりする力を強める。

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目標に設定された理由

ミレニアム開発目標(MDGs)の策定後、世界では5歳未満児の死亡率、妊産婦の死亡率、HIV/エイズ、マラリア等ではかなりの成果を得られたそうです。

それでもまだ、はしかや結核など予防が可能な病気で命を落とす子どもが、毎日1万6000人もいたり、妊娠や出産による合併症で亡くなる女性の数も1日に数百万人といわれています。

依然としてHIVが猛威を振るうサハラより南のアフリカ諸国では、エイズが思春期世代の最大の死因になっていたりもします。

この状況は、予防接種キャンペーン、教育による予防知識や治療、生と生殖に関する教育や医療が性差に関係なく身近であること等によって回避できます

私たちにできること

発展途上国においてワクチンで助かる生命は多くあります。人類の歴史において感染症の克服が今の反映をもたらしていると言っても過言でないと思います。

この度のコロナにおいても日本では公費でワクチン接種を受けることが出来ます。日本では既にワクチンで克服した感染症法も発展途上国においては、生命の驚異である感染症はまだまだあります。

ここでは、ワクチン接種の為の事例は私たちもできるサポートをご紹介します。

世界のはしか撲滅に貢献するLCIFとライオンズ

ライオンズではLCIF活動として麻疹撲滅の為、寄付活動を行っています。地域社会に奉仕することを目的に活動していていますが寄付活動も実施しています。

ユニセフワクチン接種 募金活動

1本のワクチンで助かる生命があります。私たちの募金で助かる生命があります。

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