家飲みでは、お店で飲んだ日本酒や酒蔵や酒店で買った全国の美味しい地酒を厳選して紹介します。
今回は山形県鶴岡市にある蔵元「大山」こと加藤嘉八郎酒造の『大山 特別純米酒 ひやおろし』を飲んだ感想を紹介します。
宍粟市の国道29号線沿いの小さな地酒専門店中藤酒店で購入しました。
地酒のお店とひやおろしと書かれたのぼりがあり立ち寄りました。
加藤嘉八郎酒造(株)
明治5年からの創業を受け継ぎ、調和のとれた酒質と豊かな吟香を誇ります。
この地に明治5年創業し今日まで営々として大山酒の伝統を受け継ぎ、然も近代的な手法を取り入れた酒造りにより調和のとれた酒質と豊かな吟香を誇り、全国に販路を拡げています。
山形酒造組合 サイト
蔵のある大山の町は天領(幕府直轄地)として江戸時代初期から本格的な酒造りが始まり、昔は数十軒の酒蔵が軒を連ねていました。
広島の西条、神戸の灘と共に酒どころとして並び称せられ、「東北の小灘」とも言われました。
加藤嘉八郎酒造はこの大山の地に明治5年に創業しています。
今では数軒の酒蔵を残すのみとなり、昔の面影は薄れてしまっていますが、この地を代表する酒として「大山」と命名されました。
また、豊臣恩顧の大名・熊本53万石の熊本城主・加藤清正の流れを汲んでおります。
江戸初期、成立間もない幕府にとって清正など有力な外様大名は邪魔な存在であったため、清正の死後、嫡男の忠広を徳川三代将軍の跡目騒動にかかわったとして領地を没収、鶴岡の酒井家お預かりとなりました。その後、忠広の子女の中から造り酒屋を営む者が現れたのです。
加藤嘉八郎酒造 サイト抜粋
<大山ならではの特徴>
米どころ庄内は鳥海山・出羽三山等に囲まれ、その伏流水と最上川など豊かな水に恵まれており、江戸時代から質・量ともに全国有数の米どころとして有名でした。
そして東北地方の多くの酒造家が「大山」に学んだと言われています(秋田・山内杜氏等)。
酒質を向上させる為の機械化を早くから進めてきています。「酒は大山 愛の酒」というキャッチフレーズがよく使われていて、ここでいう「愛」とは「調和」のことなのです。
加藤嘉八郎酒造 サイト抜粋
奥播磨 山廃純米
山形県産米「出羽の里」の特性を生かした仕上げで、洋梨のような甘く澄んだ吟醸香があり、甘やかでフルーティーな含みが感じられます。
日本酒を普段飲まない人も美味しいと感じれる味わいです。
喉越しはスッキリしていて、キレが感じれる味わいです。
秋の味覚を引き立てる、キレの良い後味です。
大山のひやおろしは華やかですが、酸味や飲み終わりのキレもあるお酒で食中酒としても楽しめます。
毎秋人気、山形県開発の酒造好適米《出羽の里》を使用し、2種類の酵母を使って醸した特別純米酒です。
穏やかな洋ナシ様の香りの「山形NF-KA酵母」と、華やかなリンゴ様の香りの「きょうかい1801号」、二つの酵母により味わい深さと華やかさを両立させた品良い味わいに、ほどよく熟成したなめらかさが加わりました。
しっかりした旨みとまとまり良く幅のある品良い味わいで、喉ごしはすっきり。秋の味覚を引き立ててくれます。
*サンマ、キノコ、ハロウィンのラベル違いもあります。
関連:ひやおろし
[合う料理]秀逸な香味バランスのお酒は万能タイプ、幅広い料理を引き立ててくれます。「椎茸・秋ナス・サツマイモなど秋野菜の天ぷら」「芋煮(豚肉を使った庄内風の味噌仕立て)」「焼き銀杏」「カボチャのサラダ」「秋鮭のムニエルに舞茸を添えて」など。
日本名門酒会 参照
名称 | 大山 特別純米酒 |
商品説明 | ゆっくりと貯蔵熟成することで味わいを深め適度な旨味が生まれ柔らかさが増します。 蔵元自慢の一本をどうぞお楽しみください。 |
容量 | 720ml |
原材料 | 出羽の里 |
精米付合 | 60% |
アルコール度 | 16.5度 |
お召し上がり方 | 常温・お燗 |
時代が流れインターネットで多くの情報を手に入れれる様になりました。
美味しい日本酒を飲んで楽しい時間を過ごすのであれば、作りての物語も一緒に味わう様になりました。
加藤嘉八郎酒造株式会社 | 住所 山形県鶴岡市大山三丁目1-38 |
酒 銘 | 大山 |
ホームページ | https://www.sake-ohyama.co.jp/ |
創業年 | 1872年(明治5年) |
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コメント
コメント一覧 (2件)
[…] 前回紹介しました『大山 特別純米酒 ひやおろし』と同様に宍粟市の国道29号線沿いの小さな地酒専門店中藤酒店でまとめて購入しました。 […]
[…] 以前紹介しました『大山 特別純米酒 ひやおろし』と『天寿 純米酒 ひやおろし』同様に宍粟市の国道29号線沿いの小さな地酒専門店で「日本名門酒会」に加盟している中藤酒店でまとめて購入しました。 […]