家のみ燻製の魅力
コロナ禍で外で食事をする機会がめっきり減りました。
家飲みのおつまみや食事として燻製料理があればお酒がすすみます。
元々は、食材を長く保存できるように作られたのが燻製です。
食材を塩漬けにして乾燥、チップと呼ばれる木のかけらを燃やして煙で燻します。
この煙が風味づけにもなっており、食材に生とは違う美味しさを与えてくれるのです。
お肉はもちろん、魚やチーズ、油などの液体も燻すことができます。
今回はお酒と相性のいい燻製料理のスモークサーモンを紹介します。
日本酒にもおすすめ スモークサーモン
肉料理には赤ワイン、魚料理には白ワインとよく言われます。
勿論スモークサーモンは白ワインとの相性は抜群ですが日本酒とのコラボレーションも捨てたものではありません。
昔に読んだ“美味しんぼ”というグルメ漫画では、魚料理でも生の魚料理や魚卵系の料理には白ワインでも…時にワインの酸味が邪魔したり、魚臭さが目立つというくだりがありました。
“キャビア等の魚卵にはワインより日本酒の方が合う!臭みを感じないし、むしろ旨味さえ感じれる。
フランスのレストランではキャビアにワインを合わせるのではなく、次に出てくる料理に備えて魚卵臭さを口に残さないためにウオッカ等の蒸留酒が出てくる場合もある…勿論キャビアの生産国に敬意を表する意味でも”
美味しんぼ
こんなふうに海原雄山言っていたように思います。
以前紹介した日本酒のマリアージュ「真菜板」の店主も同じようなことを言われていました。
長時間の燻製で凝縮したサーモンの旨味を自宅で楽しむ
今回紹介するスモークサーモンは、1967年の創業以来スモークサーモンを作り続けている王子サーモンのスモークサーモンです。
王子サーモンの始まり
当時の王子製紙副社長がイギリスへ出張したときのこと、ロンドンにあるレストランで、おいしいスモークサーモンを味わったのです。
王子サーモンHP抜粋
そのスモークサーモンの原材料を尋ねると、北海道・日高沖産のサケだったとの事。この「感動的な味との出会い」が、王子サーモンのルーツなのです。
それから北海道・苫小牧にてスモークサーモンの試作に取り掛かります。
試行錯誤を繰り返しながらも、王子ならではのスモークサーモンが完成しました。
王子サーモンのこだわり
- ロシア、ノルウェー、ニュージーランド、チリなど世界の海から厳選された鮭を使用しています。
- 長年培った職人の技で素材にあわせてスモークされています。
- 長時間燻製で最長24時間燻製されています。(通常は3~4時間です。)
- 長時間燻製により、余計な水分がなくなり旨味が凝縮されています。
- 食品製造における衛生基準「北海道HACCP」を取得。
スモークサーモンの食べ方
スモークサーモンのおいしい食べ方についても王子サーモンのオンラインショップで詳しく紹介されています。
まずは、そのまま
スモークサーモンはそのままの状態で食べた時により美味しくなるように開発・試食・改善が繰り返されています。
燻煙の香りが立ち、サーモンの旨味も直接感じられる食べ方です。
特に、王子サーモンの紅鮭スモークは、天然の素材を生かすために塩と砂糖のみで調味しているため、よりサーモン本来の味をお楽しみいただけます。
オリーブオイルと和えて
王子サーモンでは多くの種類のサーモンと取り扱っていますので、それぞれの素材を活かした食べ方を紹介しています。
オリーブオイルに合うサーモン
サーモンの種類の中でも、フィヨルドサーモン(サーモントラウト)、アトランティックサーモンやキングサーモンは、非常に脂のノリが良く、1口目で感じる美味しさが格別です。
焼肉で言う、カルビのような存在です。
その脂の美味しさはありますが、3口目、4口目になると脂がくどく感じることもあります。
そのタイミングで、オリーブオイルを少量かけることをオススメします。
サーモンに合うオリーブオイル
オリーブオイルは色で見分けることができます。
一般的に、オイルの色がグリーンに近いと辛く、イエローに近いとマイルドになります。
脂のノリが良いサーモンは、若いオリーブを収穫した、辛みの強いグリーンのオリーブオイルがオススメです。
グリーンのオリーブオイルは、オリーブの爽やかな風味が強く、上記3種のスモークサーモンと合えると、非常にさっぱりとした印象に変わります。
紅鮭、時鮭や秋鮭などは、イエローのマイルドな味わいのオリーブオイルがオススメです。
こちらの3種は元々が繊細な素材なので、あまり香りの強いオリーブオイルは使わないのがおすすめです。
オリーブオイルの保存は、光を避け、涼しい場所が最適です。
ただし、冷蔵庫ではなく常温での保管が品質の劣化を防ぎます。オリーブオイルは温度が5℃を下回ると、白い凝固が始まり、香りが飛ぶなどの影響が出ますのでご注意ください。
バルサミコ酢を加えて
バルサミコ酢は、ぶどうの果実酢です。スモークサーモンとワインが合うように、スモークサーモンとバルサミコ酢は非常に相性の良い組み合わせになります。
一般的にバルサミコ酢は赤ぶどうのバルサミコ酢が流通しているのですが、ワインと同様に白ぶどうのバルサミコ酢が存在します。
面白いことに、魚が白ワインに合うように、スモークサーモンも白バルサミコ酢と良く合います。
なかなか入手が難しい場合、赤バルサミコ酢でも十分に合います。
オススメはバルサミコ酢とオリーブオイルを1:2に配分したドレッシングでのマリネです。
バルサミコ酢は酸味と共に優しい香りと甘みがあり、この香りと甘さがスモークサーモンを引き立てる要因です。
このドレッシングは、万能のヘルシーなドレッシングなので、サラダやマリネなど他の料理などにも是非お試しください。
その他
その他にもフレッシュな果汁と和えて、ブラックペッパーを一振り、 野菜と共に、クリームチーズと共に、パスタの具材として、サンドイッチやベーグルの具材としてなど美味しい食べ方を紹介しています。
その他の商品
スモークサーモンにこだわりスタートした後厳選されたサーモンを使用した多くの食品もお取り寄せ出来ます。
ギフトで人気の商品には以下のような商品があります。
まとめ
宮内庁、国際会議(洞爺湖サミット)、高級ホテル(帝国ホテル等)にも卸している高級ブランドですが、 ECではお手頃な価格で販売されています。
お中元やお歳暮のギフトとして活用されている方の多いですが、ぜひ一度ご自宅用でワインや日本酒ののつまみとしてお試し下さい。
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