家飲みでは、お店で飲んだ日本酒や酒蔵や酒店で買った全国の美味しい地酒を厳選して紹介します。
今回は前から飲んでみたかった『神 亀 純米酒』をネットで注文し、飲んだ感想を紹介します。
神 亀 ひこ孫の由来
「神亀」は、かつて蔵の裏手にあった「天神池」に棲むという「神の使いの亀」に因んだ銘柄名。
「ひこ孫」とは曽孫の意、三年以上の熟成を経た酒に冠らせる銘柄です。
神亀サイト 参照
神亀酒造
戦後しばらく米不足もありしばらくの間、米と米麹だけで造る純米酒は一本も醸造されない時期がありました。
「家飲み 日本酒 純米酒を極める」でも紹介しましたが、米不足もあり、蒸留アルコールで薄め、糖類や酸味料を加えた添加酒が開発されました。
低コストで利益率が高く、米余りの時代になっても続きましたが、戦後初めて純米酒に取り組んだのが、神亀酒造の小川原良征さんです。
千葉県三里塚の五百万石や徳島県の阿波山田錦など、産地に出向いて米を選び、蓋麹製法で麹を造り、丁寧に自重だけで醪(もろみ)を搾ったそうです。
熱燗におすすめの純米酒にも紹介されており取り寄せてみました。
丸みのあるきめ細やかな味わいで初心者にもおすすめ
埼玉県にある「神亀酒造」が造る日本酒。有機栽培の酒米にこだわり、醸造後に熟成させることで芳醇な味わいを生み出しています。
本製品は同酒造の定番品で、2年以上の熟成期間を経て厚みを増した風味と、丸みのあるきめ細やかな味わいが特徴です。
すっきりとした飲み口で料理との相性も良好。
ぬる燗に適した銘柄なので、あたためることで合わせる料理の幅が広がります。
辛口に分類されていますが、うまみやコクが深いため辛さをあまり感じません。
全体のバランスがよく、飲みやすいので初心者にもおすすめ。
熱燗好きの方から支持される人気の銘柄です。
熱燗におすすめの純米酒 参照
神 亀 純米酒 辛口
2年間の熟成でうまみやコクと切れが調和されています。
寒いこの時期アチチの熱燗で、あったかいお鍋料理と一緒に美味しく頂いています。
普段は辛口の日本酒を飲む機会はあまいありませんが、熱燗で飲むと切れも広がるように思います。
名称 | 新亀 純米酒 辛口 |
商品説明 | レギュラーの純米酒です。熟成により「ふっくらした」旨味、深味、コク、キレの調和が料理の合性の幅を広げます。ぜひ料理に合わせて温めてご賞味ください。 |
容量 | 1800ml |
原材料 | 酒造好適米100%使用 |
精米付合 | 精米歩合60% |
アルコール度 | |
お召し上がり方 | 熱燗◎ ぬる燗◎ 常温〇 冷や△ |
時代が流れインターネットで多くの情報を手に入れれる様になりました。
美味しい日本酒を飲んで楽しい時間を過ごすのであれば、作りての物語も一緒に味わう様になりました。
神亀酒造株式会社 | 住所 埼玉県蓮田市馬込3-74 |
酒 銘 | 神 亀 ひこ孫 |
ホームページ | https://shinkame.co.jp/ |
創業年 | 嘉永元年(1848年) |
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コメント
コメント一覧 (3件)
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[…] このお酒も「千代むすび」「新亀」「田酒」「ど辛 」同様「熱燗に合う日本酒の選び方とおすすめ15選」を参考にお取り寄せをしています。 […]
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