家飲み 日本酒 『初 孫 生酛純米酒 』

家飲みでは、お店で飲んだ日本酒や酒蔵や酒店で買った全国の美味しい地酒を厳選して紹介します。

今回もネットで購入した山形県の東北銘醸株式会社の『初 孫 生酛純米酒 』を飲んだ感想を紹介します。

このお酒も「千代むすび」「新亀」「田酒」「ど辛 」同様「熱燗に合う日本酒の選び方とおすすめ15選」を参考にお取り寄せをしています。

東北銘醸株式会社 初 孫 生酛純米酒

山形県酒田市は、江戸時代には「西の堺、東の酒田」と謳われ、海上交通の要所として栄えた港町です。

日本海と鳥海山の自然に恵まれ、庄内平野で育った良質な米と鳥海山の伏流水で造られる酒は酒田市の特産品で、培ってきた伝統と杜氏のこだわりが合わさった蔵元が多くあります。

初孫の由来

回船問屋を営んでいた初代佐藤久吉氏が、旧庄内藩酒井家の酒井悌一郎氏から酒造技術を学び、「金久(きんきゅう)」という銘柄を世に送りだし、酒造会社を始めたのは明治26年のことです。

昭和のはじめ、当家に長男が誕生したのを機に、みんなに愛され喜ばれるような酒にしたいと願いを込めて、酒名を「初孫」と改めました。

日本酒は、米と水と自然界の小さな命の力によって醸し出されます。

日本酒ができるまでには、さまざまの場面で微生物の営みが関与し、大きな役割を果たすのです。

中でも酒母という工程ではアルコール発酵をつかさどる清酒酵母を大量に育成する工程。

近代に入り、複雑な工程の省力化を図ろうといくつかの手法が開発されてきました。ところが、初孫の蔵では、創業以来一貫して時間と手間のかかる昔ながらの伝統手法「生酛(きもと)造り」による酒造りを行っています。

そこには、酒造りの原点を見つめた品質へのこだわりがあるからにほかなりません。

生酛(きもと)造りとは、清酒酵母以外の生き物の繁殖を抑えるにあたり、空気中の乳酸菌を活用するやり方。

長年培われた技術と経験が必要であり、現在生酛(きもと)で仕込む蔵は全国的にも数少ないとされています。

東北銘醸株式会社 サイト 参照

一般的な山廃(やまはい)造り、生酛(きもと)造りのお酒は、ヨーグルトのような酸味(乳酸)と力強い旨み、コク、苦みといった特徴があります。

燗をつけると旨みが増し、まろやかになると同時に、苦みなどを適度にマスキングしてくれます。

最近山廃(やまはい)造り、生酛(きもと)造りのお勧め銘柄を熱燗で飲むのとまろやかさと甘みが広がり、春が訪れても当分熱燗で晩酌するほど気に入っています。

一般的にこのタイプの日本酒は、少し熱いと感じる45度前後から、55度前後の熱めの燗までが良いと言われています。

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初 孫 純米吟醸 生酛

さて、生もとですとどうしても味がくどくなりがちですが、このお酒はスッキリした喉越しを実現しております。

香りは控え目で米の旨みを楽しめるお酒です。 口に入れてからが美味しいお酒と言えるでしょう。

生酛造りでありながら、スッキリとした飲み口で、お刺身や白身の魚とも相性のいいお酒です。

初孫サイトではぬるめのお燗をお勧めしていますが、熱燗でもやわらかく甘味が広がり、優しい味わいで美味しく頂いてます。

名称初 孫 生酛純米酒
商品説明天然の乳酸菌を活用した伝統技法生もと酒母の純米酒。生もとならではの飲み飽きしない、奥深い味わいとスッキリとした後口。
飲むたびに旨みがほとばしります。
容量1800ml
原材料麹米: 掛米: 山形県産米 精米歩合60%
精米付合精米歩合60%
アルコール度15.5度
お召し上がり方    冷や、ぬるめのお燗
初孫 サイト

時代が流れインターネットで多くの情報を手に入れれる様になりました。

美味しい日本酒を飲んで楽しい時間を過ごすのであれば、作りての物語も一緒に味わう様になりました。

東北銘醸株式会社 住所 山形県酒田市十里塚字村東山125番地の3                    
酒 銘初 孫
ホームページhttps://www.hatsumago.co.jp/
創業年1893年(明治26年)
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