家飲みでは、お店で飲んだ日本酒や酒蔵や酒店で買った全国の美味しい地酒を厳選して紹介します。
真 澄 純米吟醸 漆黒
真澄は宮坂醸造が醸す長野県を代表する銘柄で広く流通している日本酒なのでご存じの方も多いと思います。
購入したきっかけは、先日会食した三重県の方が、人に勧められて飲んだ真澄が美味しかったとの事でしたので早速オンラインショップで購入しました。
日本酒ビギナーの私は、色々な日本酒の歴史や杜氏や蔵元のこだわりなどを知りながら買って飲むことが喜びのひとつとなってます。
少し前の本ですが、現在「日本酒ドラマチック 進化と熱狂の時代」を読んでいます。
30年以上にわたって全国蔵元や酒造りの現場を取材してきた集大成のこの本は読みごたえがあります。
それぞれの蔵元が美味しい日本酒を造るために切磋琢磨されているドキュメンタリーを読むとどの日本酒も飲んでみたくなります。
それでも毎晩何合か晩酌する懐事情と取り寄せ送料などを考えると、あれもこれも直ぐに買える訳でもありません。
普段の家のみは4合瓶で2000円前後、1升瓶で4000円前後の純米吟醸と大方は決めて購入しています。
酒米にもこだわった純米大吟醸などの高額日本酒はハレの日の楽しみとしたいものです。
今回真澄を購入するにあたってもまずホームページでなどで酒蔵や純米吟醸の商品などを中心に見ていきました。
漆黒のラベルがかっこよく、「日々の食卓から華やかな宴席までどんな場面にもしっくりくる 」という説明で家のみにぴったりと思い買いました。
また、ホームページで現在、清酒造りに広く使われている7号酵母は、もともとはこの蔵付きの酵母で、「真澄酵母」とも呼ばれていることも知ったので、更に自社ページ以外からの情報も見てみました。
特に、協会6,7号酵母(ちなみに6号は新政酵母)は、それまでの短期・高温・粗白米の醸造技法から、長期・低温・高精白な醸造技法への転換期に出現したもののようです。
協会6,7号酵母は新たな醸造技法の尖兵的役割を果たしたとされていて、今に続く美味しい日本酒に欠かせない酵母となっているようです。
長野県諏訪の地は、八ヶ岳や南アルプスからもたらされる山の恵み、諏訪湖や川からもたらされる水の恵み、鋭利な刃物となる大地の恵み黒曜石を求めて、縄文時代から多くの人が交流していた。
江戸時代初期の1662(寛文2)年、甲州街道の宿場町となっていたこの地に宮坂醸造は創業した。
諏訪では、原始の神がいまでも祀られており、歴史の表舞台には出てこない不思議な伝承や信仰が、数多く存在する。
この地において唯一無二の聖地である、建御名方尊(タケミナカタノミコト)を主神とする諏訪大社の神宝である真澄の鏡から名を取り、「真澄」は誕生した。
大正時代、蔵元・宮坂 勝氏と窪田千里杜氏が品質第一の酒造りへと舵を切ると、 全国新酒鑑評会で数多くの表彰を重ねるように。
1946年、後に優良清酒酵母として知られることとなる「協会七号酵母」が、諏訪蔵にある発酵中のモロミから発見される。
真澄酵母とも呼ばれる七号酵母はたちまち日本各地の酒蔵で採用され、近代酒質確立の礎となった。
酒造りの技術や哲学は現在の技術者たちにも受け継がれ、さらなる技の高みに向かって進化を続けている。
discoverjapan抜粋
買って飲んだ感想は純米吟醸酒らしいお米の旨味も感じれるお酒です。
今の時期我が家はまだ冷やで飲んでいて飲むと口当たりは柔らかい感じです。
少し酸の効いた味わいからお米を感じることもできます。
どんな料理にもオールマイティーに合う気がします。
普段の家のみにピッタリで我が家では1升瓶がすぐに空いてしまいました。
名称 | 真 澄 純米吟醸 漆黒 |
商品説明 | 漆塗りの艶やかな黒をイメージして名付けられました。味の調和を大切に醸し、透明感のあるうま味がシャープに口のなかでふくらみます。 日々の食卓から華やかな宴席までどんな場面にもしっくりくる、シリーズ中もっともスタンダードな酒に仕上がっています。 |
容量 | 1800ml |
原材料 | 長野県産 美山錦 兵庫県加東市山国地区産 山田錦 長野県産 山恵錦 |
精米付合 | 55% |
アルコール度 | 15度 |
お召し上がり方 | 冷 常温 からお燗 |
時代が流れインターネットや電子書籍などで多くの情報を手に入れれる様になりました。
美味しい日本酒を飲んで楽しい時間を過ごすのに、造り手の想いも感じて一緒に味わう様になりました。
宮坂醸造株式会社 | 住所 長野県諏訪市元町1-16 |
酒 銘 | 真 澄 |
ホームページ | https://www.masumi.co.jp/ |
創業年 | 1662年 創業 |
コメント
コメント一覧 (2件)
[…] 購入したきっかけは、先日会食した三重県の方が、人に勧められて飲んだ真澄が美味しかったとの事でしたので早速オンラインショップで前回紹介した「真澄 純米吟醸 漆黒」と一緒に購入しました。 […]
[…] 「真 澄 スパークリング Origarami」「真 澄 純米吟醸 漆黒」 […]