家飲み 日本酒 飛良泉 山廃純米酒

家飲みでは、お店で飲んだ日本酒や酒蔵や酒店で買った全国の美味しい地酒を厳選して紹介します。

今回は秋田県にかほ市の株式会社飛良泉本舗の『飛良泉 山廃純米酒』を飲んだ感想を紹介します。

宍粟市の国道29号線沿いの小さな地酒専門店中藤酒店で購入しました。地酒のお店と書かれたのぼりがあり立ち寄りました。

日本名門酒会のお酒で飲んだ事がなかったので購入しました。

飛良泉本舗『飛良泉 山廃純米酒』

ネット情報によると飛良泉本舗東北最古の蔵です。

「飛良泉」は1487年、室町時代中期の創業です。

京都に銀閣寺が建立されたその年から500有余年、26代にわたって厳寒の地秋田で酒造りを続け日本でも3番目に古い歴史を持つ蔵元です。

昔ながらの山廃仕込みにこだわり、流行りに惑わされることなく酒造りの伝統を頑なに守り続けています。

酒銘「飛良泉」は以前廻船問屋も営んでいた時の屋号「和泉屋」と当地名「平沢」から「ひらさわのいづみ屋の酒」として名付けられました。

山廃で仕込まれた骨太で辛口の酒質は、女性的と評される一般的な秋田の酒のイメージとは違います。

地元の仁賀保は日本海に面した海の町。

蔵の井戸から湧く仕込み水は、ミネラルをたっぷり含んだ硬水だ。

この発酵力のある水が、酒母に乳酸菌を加えず、自然のままにつくる山廃仕込みに合っているのだ。

2018年に蔵へ戻った斎藤雅昭専務は、長い伝統と山廃仕込みを踏襲しつつ、より現代的な酒質を模索している。

彼は山廃を、従来の「ゴツくて辛い」酒から、じつにきれいでなめらかな酒へと昇華させた。

東京でテレビの広告営業に携わり、養った時代感覚に狂いはない。

「酒は究極のエンターテインメント」と位置づける斎藤専務の今後に期待大である。

SAKETIME 参照

同蔵は、かたくなに山廃仕込みにこだわっています。

昭和39年(1964年)、マグニチュード7・5の新潟地震が発生し、秋田県南部の仁賀保町(現にかほ市)も大きな被害を受けました。

蔵も壊滅的な打撃を受け、酒造りに1年、本格的な復興には15年もかかったそうです。

倒産の危機もあったようですが、ほかの蔵がアル添酒や吟醸酒の増産に走った中、同蔵は、手作りの山廃酒を地道に作り続けました。

昭和43年(1968年)には飛良泉本舗に名前を改組し、丹念な山廃づくりの個性的な酒が徐々に市場に浸透し、今や秋田の山廃といえば飛良泉という、銘酒の地位を築き上げることになりました。

酒蔵の仕込み水は鳥海山系の伏流水でミネラル分が豊富な硬水を使用。

協会酵母では乳酸発酵には向かないため、自社で分離した7号系酵母を使用しています。

SAKETIME 参照

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飛良泉 山廃純米酒

山廃純米酒は火入れされているので冷暗所で保存とラベルに書かれていますが、地酒ショップでは冷やしてあったので、自宅でも冷蔵保存し、暑い時期なのでまずは冷酒で頂きました。

快い酸味は冷酒でも美味しく飲めますが、冷房の効いた部屋でお燗にすると、予想通り味が化けました。

お米の旨みが広がり、複雑味が出てきてふくらみが増しました。

この時期なのでぬる燗でラベルにある通り食中酒として濃いめの洋食や肉料理に合うと思います。

名称飛良泉 山廃純米酒
商品説明「山廃」は飛良泉の伝統的な酒母仕込み法です。快い酸味と、飲みあきせず味くずれしない腰の強よさが特徴です。
食中酒として魚料理はもちろん、肉料理にもお薦めいたします。
容量1880ml
原材料麹米:(国産米) 米:国産 秋田県産美山錦74% 秋田酒こまち26%
精米付合精米歩合60%
アルコール度15度
お召し上がり方  冷酒 常温 熱燗
飛良泉 山廃純米酒 ラベル

時代が流れインターネットで多くの情報を手に入れれる様になりました。

美味しい日本酒を飲んで楽しい時間を過ごすのであれば、作りての物語も一緒に味わう様になりました。

株式会社飛良泉本舗住所 秋田県にかほ市平沢字中町59                   
酒 銘飛良泉
ホームページhttps://www.hiraizumi.co.jp/
創業年1487年
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