哲学初心者向け入門書のおすすめ

哲学の学び始めは、誰にとっても新たな冒険として始まります。

初心者の方々が挫折することなく、哲学の世界を探求するためには、適切な入門書を選ぶことが重要です。

紹介本『史上最強の哲学入門 』で伝えたとおり、この本に出会えたからこそ、色々と哲学の本に触れてみたいと感じるようになりました。

ここでは、私なりに調べた初心者向けの優れた入門書を紹介し、選択する際のポイントについて紹介します。

また、本を読むことも大事ですが、早朝のウォーキングで聴く哲学の入門書は理解し易いのでお勧めします。

紹介する入門書はaudibleで聴くことが可能で無料で聴ける本を中心に紹介いたします。

目次

1. 哲学の基礎を身につけるための一歩

哲学に興味を持った初心者の方々が最初に取り組むべき点の一つは、基礎から学び始めることです。

そのための適切な入門書を選ぶことが、学びの助けとなります。

初心者向けの入門書は、著者の分かりやすい説明や読みやすい文章が特徴です。

2. 入門書選びのポイント

a. 著者の説明の分かりやすさ

哲学の入門書は、著者の説明が分かりやすいことが大切です。

哲学の概念や理論を初めて学ぶ人にとって、複雑なテーマを分かりやすく解説してくれる著者は貴重です。

b. テーマの広さと深さ

入門書は、幅広いテーマを網羅しつつ、深く掘り下げた内容が理想的です。

哲学のさまざまな分野や概念をバランスよく学べる入門書を選ぶことで、より幅広い視野を持つことができます。

c. レビューや評価の参考にする

他の読者のレビューや評価も参考にすることが重要です。

ウェブ上の書評やユーザーレビューを読むことで、実際の読者がどのような評価をしているかを知ることができます。

実際にブグログなどで多くの方が読み評価の高い本を中心に紹介します。

3. おすすめの入門書

哲学初心者向けのおすすめ入門書として、以下の書籍が挙げられます(ただし、個人の好みにより選択は変わります)

ネットでのお勧め情報やaudibleで聴けることが前提で紹介いたします。

1.哲学と宗教全史

商品ステータス

  • 著者:出口 治明
  • 出版社:ダイヤモンド社
  • 発売日:2019年/8月/8日
  • 題材:哲学と宗教の全歴史
  • 登場する哲学書:ー

わかりやすい人物相関図つき 100点以上の哲学者や宗教家の肖像を使って、古代ギリシャから現代に至るまでの哲学を体系的に説明している初心者向けの入門書です。

哲学者や宗教家の3000年にも及ぶ人物相関図がついているので、哲学が生まれた時代背景や宗教との関わり、哲学が発展してきた経緯がひと目でわかります。

ボリュームある1冊を探している方にもピッタリです。

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「哲学と宗教全史」はaudibleで聴き放題対象外の本でありお金を出して聞く価値のある本だと思います。
現在、聞き放題対象でダウンロードした本聞いた後に購入したいと思います。

出口 治明さんのその他の本

出口 治明さんの読書量はすごく、出口 治明著「教養が身につく最強の読書」を読みましたが、読書への向き合い方もストイックで紹介された本も読みたい本が沢山あります。

ビジネスを進める上で本当に役立つ本は、圧倒的に古典に多いと思います。

なぜなら、そこにはさまざまな人間がリアルに描かれているからです。

つまり、古典を読めば人間力(人間に対する洞察力)が高まります。

教養が身につく最強の読書 抜粋

ちなみに出口 治明さんの本では、『座右の書「貞観政要」』をこのブログで紹介しました。

ちなみに出口 治明さんの本では、『座右の書「貞観政要」』をこのブログで紹介しました。

『貞観政要』は、中国の古典で元王朝の初代皇帝クビライ、徳川家康、明治天皇などが、帝王学を学ぶために愛読した古典で出口 治明さんが分かりやすく紹介しているので理解のし易い名著です。

2.その悩み、哲学者がすでに答えを出しています

商品ステータス

  • 著者:小林昌平
  • 出版社:文響社
  • 発売日:2018年/4月/127日
  • ■仕事
    「将来、食べていけるか不安」⇒アリストテレスが答えを出しています。
    「忙しい。時間がない」⇒アンリ・ベルクソンが答えを出しています。
    「お金持ちになりたい」⇒マックス・ウェーバーが答えを出しています。
    「やりたいことはあるが、行動に移す勇気がない」⇒ルネ・デカルトが答えを出しています。
    「会社を辞めたいが辞められない」⇒ジル・ドゥルーズが答えを出しています。

哲学者たちが悩みを解決

本書では、「将来が不安」や「死ぬのが怖い」「忙しくて時間がない」などの悩みに対して、哲学者たちが出している答えを紹介しています。

「現代でもありがちな25種類の悩みに哲学者が答えていく」という平易な形式なので、初心者でも哲学者たちの思想を理解しやすいでしょう。悩める哲学初心者にも適した1冊です。

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「その悩み、哲学者がすでに答えを出しています」は現在、audibleで聴き放題対象の本です。
まとめて聞き放題対象をダウンロードしたので、順次聞いていきたいと思います。

3.武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50

商品ステータス

  • 著者:山口 周
  • 出版社:KADOKAWA
  • 発売日:2018年/5月/18日
  • 題材:ビジネス
  • 登場する哲学書:ー

哲学を実社会で使う方法を紹介

「無知の知」や「ロゴス・エトス・パトス」、「反脆弱性」などの50のコンセプトを、新しい視点でビジネスパーソン向けに解説した1冊。

哲学は実世界でも使える学問であるとして、50個のキーワードと哲学を絡めながら、実社会での使い方を紹介していきます。哲学に興味がある社会人なら、目をとおしておきたいところです。

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山口 周さんは、VoicyNewsPicksでチェックしていて、発言や思考方法が独創的と感じていました。

本書の冒頭で、自らの発想力のベースにあるのが哲学であり、「役に立たない学問の代表」とされがちな哲学が、ビジネスパーソンの強力な武器になると言っています。

いつの時代も世の中を変化させてきたのは、現在のビジネスパーソンの様に実際行動する者で哲学という武器を手に入れたくて、現在、audibleの聴き放題で聴いています。

真理を探究する哲学について、この本では以下の内容を学ぶことができます。
・状況を正確に洞察する
・批判的思考のツボを学ぶ
・アジェンダ(課題)を定める
・二度と悲劇を起こさないために

山口周さんのその他の本

ちなみに山口周さんの『ニュータイプの時代』は以前このブログでも紹介しましたが、とても面白い本です。

「社会のVUCA化」が今まで私たちが「良い」と考えてきたさまざまな能力やモノゴトに大きな影響を与えている事が分かります。

VUCA(ブーカ)とは

VUCAとは、一言でいうと「先行きが不透明で、将来の予測が困難な状態」を意味します。
元々は1990年代後半に軍事用語として発生した言葉ですが、2010年代に入ると、昨今の変化が激しく先行き不透明な社会情勢を指して、ビジネス界においても急速に使われるようになりました。

VUCAは、こちらの4つの単語の頭文字をとった造語です。

  • V(Volatility:変動性)
  • U(Uncertainty:不確実性)
  • C(Complexity:複雑性)
  • A(Ambiguity:曖昧性)

現在は「モノ」が過剰で、「意味」が貴重な時代へと変化しています。

今の時代には、「役に立つモノ」を生産し続けようとするオールドタイプが、価値を失い、希少な「意味」を与えれるニュータイプの価値がさらに高まっていきます。

4.これからの「正義」の話をしよう いまを生き延びるための哲学

商品ステータス

  • 著者:マイケル・J・サンデル
  • 出版社:ハヤカワ文庫
  • 発売日:2010年5月
  • 題材:ビジネス

「1人を殺せば5人が助かる状況で、1人を殺すべきか? 」といった具体例をあげて思考実験を展開しているため、途中で興味を失うことなく、読み進めることができます。

本書に従いながら哲学者たちの取り組みや考えを吟味していけば、きっと見えてくるものがあるはずです。


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『これからの「正義」の話をしよう いまを生き延びるための哲学』はaudibleで聴き放題対象外の本でありお金を出して聞く価値のある本だと思います。
現在、聞き放題対象でダウンロードした本聞いた後に購入したいと思います。

マイケル・J・サンデルさんのその他の本

ちなみにマイケル・J・サンデルさんの本では、『それをお金で買いますか』をこのブログで紹介しました。
本書のポイントは、
・市場主義における道徳的価値観の限界
・行き過ぎた市場主義による不平等
・お金で人が動くことによる腐敗の懸念

5.「死」とは何か

商品ステータス

  • 著者:シェリー・ケーガン
  • 出版社:文響社
  • 発売日:2018年/10月/5日
  • 題材:死
  • 登場する哲学書
  • 「死」にフォーカスして死ぬまでの生き方を考えさせてくれる本だから、生き方に迷っている人にぴったり
  • イェール大学で実際に講義されていた人気授業の本なので、自己啓発本としても安心して読める
  • 形而上学的な難しい内容は省かれているから、哲学の初心者でも読みやすい

「死」について考えたことはありませんか?

『「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義』は、死ぬまでの生き方を哲学的な観点で考えさせてくれる本です。

「死とは何か」「死ぬとどうなるのか」「死への恐怖」など、死をあらゆる角度から考察し、人生の価値の高め方を進めてくれる一冊

死ぬまでの時間を有意義に過ごしたいと考えている方におすすめです。

読んでおきたい哲学書のおすすめ

『「死」とは何か」は現在、audibleで聴き放題対象の本です。
まとめて聞き放題対象をダウンロードしたので、順次聞いていきたいと思います。

君たちはどう生きるか

ちなみに『君たちはどう生きるか』をこのブログでも過去に紹介しました。

昔ジャーナリストの池上彰さんが、中学生ぐらいの子供に読むことを勧めてらえれいて、読むことにしました。

今回は哲学の魅力を少し感じて、これから少しずつ興味の範囲を広げるために哲学入門という切り口で情報取集し、多くの人のレビューが多かった本を中心に紹介しました。

読み進める中で、興味深い内容があれば更新していきたいと思っています。

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