今このブログをご覧頂いている方は何らかの事情で介護施設を探されているか、又は、検討されていること思います。
たくさんある情報からいかに介護施設を探せばいいか悩まれている方も多いと思います。
今回は有料老人ホームへの入居を検討されている際の危ない事業所の見分け方のコツを紹介します。
まずは入所を検討するエリアの施設をインターネットで検索し、見学することと、介護認定を受けている場合は担当ケアマネ に相談してみましょう。
施設の種類についてはこのブログの「失敗しない施設選び 【種類編】」で詳しく紹介していますので参考にして下さい。
目次
主なチェク方法
チェック項目 | チェックタイミング・場所 | チェック |
1.デレビのCMや新聞折り込み等メディアを活用した宣伝 ※稼働率が低い・職員配置が不十分の恐れがある | 入居検討地域での情報収集時 ※net口コミ情報も参考にする | □ |
2.施設のホームページに料金表などの重要情報が見当たらない ※情報開示の姿勢が乏しく場合入居後の情報も不安 | 入居検討地域での情報収集時 ※net口コミ情報も参考にする | □ |
3.電話や見学時に「重要事項説明書」を依頼しても出されない ※説明と実態が異なる可能性。用意されていない場合基準違反 | 入居検討地域での情報収集時 又は見学時(重要事項説明書) | □ |
4.職員の退職者が多い(1年間離職率18%以上は多い) ※運営内容・管理者に課題がある可能性 | 入居検討地域での情報収集時 又は見学時(重要事項説明書) | □ |
5.開設後2年以上で入居率が50%以下 ※稼働率80%以上ないと経営圧迫、倒産リスク | 入居検討地域での情報収集時 又は見学時(重要事項説明書) | □ |
6.入居者の退去率が高い ※退去後施設・病院は問題ないが在宅復帰は運営課題の可能性有 | 入居検討地域での情報収集時 又は見学時(重要事項説明書) | □ |
7.基本料金以外の追加料金項目が多い ※見た目は安くても外部サービス利用型等トータル費用が高い | 入居検討地域での情報収集時 又は見学時(重要事項説明書) | □ |
8.トイレや廊下などの共有部の掃除が出来ていない ※人員不足リスク、介護力も足りない可能性 | 見 学 時 | □ |
9.入居者の表情が暗い、雰囲気が悪い ※ホームの居心地が悪い可能性有、活動的な取り組みヒアリング | 見 学 時 | □ |
10.管理者・職員の言動が気になる ※管理者の人柄は施設運営の重要なポイント | 見 学 時 | □ |
11.管理者が不在が多い・連絡がつかない ※管理者不在時でも連絡がすぐつくのであれば問題ない | 見 学 時 | □ |
12.職員間又は管理者の関係性が悪い ※シフト勤務の為、職場環境はサービスに大きな影響をおよぼす | 見 学 時 | □ |
13.営業担当がしつこい ※何らかの課題があり、入居者が集まらない可能性あり | 見 学 後 の 検 討 時 | □ |
14.以前見学後、突然の2度目の見学を嫌がる ※都合が悪いことの隠蔽、人員配置に余裕がない(一時的は可) | 見 学 後 の 検 討 時 | □ |
15.契約時の説明があいまい。契約を極端に急ぐ ※資金繰りの悪化の可能性 | 見 学 後 の 検 討 時 | □ |
チェック項目 1~5 状況改善の可能性あり、住みやすく改善可能性大 2~10 色んな面で本人・家族の我慢を強いられる可能性大 11以上 他の施設を探しましょう。 |
有料老人ホームのお勧め点
要介護や認知症診断などの要件がなく、ある程度自らのニーズに合わせて柔軟に施設を探すころとが可能です。
但し料金は公的補助金も他サービスと比較すると少ない傾向の為、利用料金は高めの設定となります。
まとめ
費用面が高額な為、本人の年金・財産や親族で補填等綿密な計画が必要です。
目先の家庭介護の心労から入居を急いだことから、その後の精神面の負担(預けた事への後悔)や絶えず施設からの過度報告に頭を悩ます可能性もあります。
チェックリストを参考に施設選びは慎重に行いましょう。
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