シンプルなものにこだわる
ウィスキーの飲み方に特にルールはないですがアルコール度の高さから一般的には食後酒のイメージがあります。
最近ビールに変わってハイボールを飲む人が増えてきています。太らないくて、経済的で、健康に気を使っている人もハイボールを飲む人が増え、乾杯からウィスキーを飲む人が増えました。
今回はウィスキー水割りをより美味しく飲める方法を紹介します。
うまい水割りをつくる
せっかく丹精込めてつくられたウィスキーを家飲みするののであれば、飲み方にも少しこだわって、おいしく味わいたいものです。
ロック・水割りで飲むのであればもっとも気を配りたいのが水や氷です。
もちろん水道水や家庭の冷蔵庫で水道水でつくった氷は避けたいものです。
水道水に含まれるカルキが、ウィスキーの味を台無しにしてしまいかねません。
ウィスキーに最適なのは、仕込み水と同じ様な水ですがスコッチであればスコットランドの水で割るのがベストですが難しいことです。
幸い日本のミネラルウォーターは軟水でスコットランドの水に近い軟水です。
氷は、ウィスキーを冷やすだけでなく、グラスに触れ合う涼しげな音も、味を引き立てる大きな要素です。
ウィスキーを薄めてしまわないように硬くて溶けにく氷がベストです。
仕込み水と同じ水や氷
仕込み水が軟水のスコッチ・ウィスキー
軟水とはカルシウムなどミネラル分が少ないやわらかい水です。ウィスキーがまろやかで軽やかに仕上がる軟水は、仕込み水として最適とされます。
軟水が使われる主なスコッチ・ウィスキーの銘柄
- クラガンモア
- グレンフィディック
- ザ・マッカラン
仕込み水が硬水のスコッチ・ウィスキー
ミネラル分の豊富な硬質の水です。仕込み水は軟水がいいと言われますが逆に硬水の持ち味を生かし、スッキリした切れ味を出しています。
硬水が使われる主なスコッチ・ウィスキーの銘柄
- ザ・グレンリヴェット
- グレンモーレンジ
- ハイランド・パーク
仕込み水と似たミネラルウォーター
ウィスキーを仕込んだ水と同じくらいの硬度のミネラルウォーターを使うと相性が良くなります。
日本で手に入るミネラルウォーターを硬度別に紹介します。
- 軟水 南アルプス天然水、六甲のおいしい水
- 中間 ハイランドスピリング、エビアン
- 硬水 ボルヴィック、コントレックス
氷の大きさ、形を使い分ける
ランプ・オブ・アイス
握りこぶしのように丸い大きな氷。溶けにくく見た目にも美しい。オン・ザ・ロックに。
氷は大きい方が溶けにくく好まれます。昔アルバイトしていたバーでは氷を削って球の氷を作っていました。
美味しく飲むコツは氷が溶けにくいように3口で飲み切れる量を注ぐのがコツです。
オン・ザ・ロックにチェイサーをつけてのも問題ありません。
クラックド・アイス
3〜4センチ程度のかち割り氷。スーパーなどで売っているタイプです。水割りに最適です。
水割り
氷を入れたグラスに3分の1程度のウィスキーを注ぎます(好み)。
マドラーなどでしっかりとまぜ、ウイスキーを冷やします。
減った氷を足し、天然水(ウイスキー1:天然水2~2.5)を加えます。
マドラーで軽くまぜます。完成。
さらにおいしく飲むコツ
おいしい水割の基本的な割り合いと言われているのは、ウイスキー1に対してミネラルウオーター2~2.5です。
水がウイスキーの個性をやわらかく包むので、食事と愉しむウイスキーの飲み方としても知られています。
お好みの濃さでお愉しみください。
家庭で氷をつくるとき
家で水割りを楽しもうと、ミネラルウォーターを用意しても、水道水でつくったカルキ臭のある氷や溶けやすい氷では、味を損ねてしまいます。
水にこだわるのであれば氷にもこだわりたいものです。
まずはミネラルウォーターを使って氷を作ります。できた氷をビニール袋などに入れて再び冷凍庫に入れます。
こおしてつくり置きしておくと氷の中の気泡が減り、硬く締まった氷になります。大きめの密閉容器に水を入れ、冷凍庫で固め、取り出して割ってもいいです。
食品の匂いがうつらないように、冷凍庫の管理もしっかりおこないたいものです。
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