金儲けのレシピ /事業家bot
お勧め本紹介では今までに読んだ本の中で自分なりのお気に入りの本を紹介したり、人に紹介してもらって今後読みたいと思っている本なども紹介していきます。
コロナ禍で行く末もまだ見えず、世界経済も不安定な状態が続き、先行きが不透明な時代に副業や独立を考える方にお勧めの本が金儲けのレシピです。
この本の紹介ブログにおいても、働き方の多様性や儲けの源泉について紹介していきますので、ライフスタイルやビジネスに活かして下さい。
金儲けこそが、最強・最高のビジネススキル
仕事に役立つ実践的な知識や行動心理学からマーケティングなど興味深いビジネス書は沢山あります。
リクルート・エージェントの調査によると、20~30代の若手ビジネスパーソンは年平均は3.1冊のビジネス書を読んでいます。
また、全体の48%が1冊以上のビジネス書を読んでいました。
仕事に役立つのスキルを身につけることも重要ですがこの本では、冒頭で金儲けこそが、最強・最高のビジネススキルと言い切っています。
具体例は各章で説明されていますが、一般にビジネスを行う時に思うリアル店舗のパイの奪い合いの外がに儲けの源泉があることを伝えいます。
ビジネスモデルの要点は「LTV > CAC」はマーケティングでよく言われます。
LTV(Life Time Value/ライフタイムバリュー)については、この本ブログ「ファンベース」でも詳しく伝えられている顧客から生涯に渡って得られる利益のことを指します。
CAC(カスタマーアクイジションコスト)とは一顧客獲得に要した営業・マーケティングのトータルコストを指します。
上場企業は四半期毎にビジネスの状況を株主に説明しなくては、なりませんが、ビジネスの本質は「最終的にいくら儲かるか?」という事になります。
ワークスアプリケーションズ創業者の牧野正幸さんも取材で経営者は株主にコミットしない事を勧めています。
短期視点でコミットし続ける事はビジネスの付加価値や最終的な儲けを考える上で足かせになることを伝えています。
儲けレシピ 消費者から買う
一般的にビジネスは消費者に者やサービスを売るのことで成り立っている仕事が多いです。
物を買う時は、価格ドットコムやチラシなどで見比べる消費者も多いですが、不要品を売るときにはあまり拘る人は少なく儲かるビジネスです。
「ブックオフ」などのように、消費者から買うというビジネスは売る側のプロが値段を決め、中古市場で販売するモデルです。
最近では、メルカリやラクマなどのプラットフォームでその商品の価値を確認することも出来ますが、手間暇が掛かります。
単に不用品をまとめて処分出来る、ブックオフやセカンドストリート・エコリング等は、その後のBtoBやBtoCの販路を持つ事でですることで儲ける事が出来ます。
中古車販売市場のガリバーの例も上がられていました。
それまでの、中古車市場高価買取と最安値販売と消費者から買い、消費者売るというモデルでした。
その場合、買う消費者は値段への意識が高い為、利益率を上げることは難しい状況でした。
そこでガリバーは利益の源泉が「消費者の買い取り → 業者への販売」だという事を見つけたのです。
買取査定価格が市場で簡単に調べられたとしても、詳細は店側が決定する為、売り手が複数の中古車買い取りを行かない限り儲かる仕組みです。
このブログで何回か紹介している「お金の大学」ではリセールバリューを意識し商品を買う事と、売るときには複数見積を勧めています。
賢く販売しマネーリテラシーを上げたいものです。
【金儲けレシピ】客に作業をさせる
家具のDIYは、利益の源泉です。
家具の組み立ては配送・組み立て工程に全て人件費が掛かり、その分値段に反映されます。
IKEやニトリなど家具を組み立てる作業を「客に押し付ける」ことで利益が出るしくみとしています。消費者のいかに商品を安く手にするかのニーズに応えることも出来ます。
飲食店も人件費が一番のコストです。
焼肉店では、実際に焼く作業は客がセルフで行います。目の前でシェフが焼く店が高いのも頷けます。
トリドールは、鳥インフルエンザを機会に焼き鳥居酒屋からセルフうどん店の丸亀製麺にシフトし大きく売上を伸ばしています。
最近では吉野屋もレジで注文し、客が商品を席まで運ぶ形体に変化していってます。
コンビニレジも感染対策の様ですが、客が支払いを全て選び行う様に変わっていっています。
便利さと店側の人件費削減策ですが、ウェイティングパネルで予約する餃子の王将を年配者が操作出来ずにあきらめてしまうこともあります。
国は2026年まで60歳以上のスマホ利用率7割を目指すことを発表しました。誰も取り残さず便利で安心・安全なサービスを享受出来る必要はあると感じます。
【金儲けレシピ】「1:n」の構造になるサービス
インターネットを活用したビジネスモデルの多くはこの仕組みで、儲かりやすいサービスです。
SaaSサービス(オンライン系のサービス)の程んどは1回システムやコンテンツを作り、地域も数も時間という成約もまく、定額(サブスクリプション)で儲かります。
人気講師による授業を大きな箱物に生徒を入れ行っていた予備校も倒産が続いています。東進モデルで全国一括に人気講師の授業を見ることが出来ます。
スタディサプリが更に売上を伸ばせば今後学校教育の在り方も変わっていく可能性も感じます。
ネットを活用し、「1:nの構造」はプラットホームを活用すれば個人でも十分儲ける仕組みを作ることが出来ます。
個人で副業から出来るブログ、YouTube、アフェリエイト、オンライン授業等もこのビジネスモデルです。
まとめ
この本ではまだまだ沢山の事例を紹介していますので、興味の有る方は手にとってみてはいかがでしょうか。
子供は教育やお金の概念、仕事への価値観等は親の影響を強く受けるものです。
なぜ商品やサービスにその値段がつくのか、どうやってその会社は儲けているのかなど、正しい知識を身に付け、子供達に伝えていきたいものです。
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