このブログ「介護役立つ情報」では、事業所選びや介護の仕事情報等を紹介します。
現在新型コロナウィルス(オミクロン株)感染拡大により介護現場が逼迫しています。
新型コロナウイルスのオミクロン株が依然として猛威を振るうなか、厚生労働省は8日に全国の自治体へ通知を発出しました。
通所介護「導線の分離」
この度の案内は医療現場の対応力の強化に努めるよう促すことが趣旨ですが、一部高齢者施設へのかかりまし経費等サポートの充実についても示されています。
介護現場の留意点としては、レクリエーション時のマスク着用や送迎時の窓開けなどを徹底するよう重ねて呼びかけています。
デイサービスにおけるクラスターに関しては、無症状の感染者から車両内での感染事例は多くなっています。
前回『介護 コロナ感染 通所介護の介護報酬に新たな特例』で時短でも通常報酬での特例を紹介しました。
これは、感染拡大する通所介護において、「導線の分離」を要請するかわりに、その報酬減に関しての措置の側面があります。
費用面でも取り組みを後押しする方針を示した。
3回目接種 河野氏が厚労省批判
ワクチン接収3回目の接種で事業所における感染の明暗が分かれつつあります。
前のワクチン担当大臣、自民党の河野広報本部長が新型コロナワクチンの3回目接種をめぐる厚労省の対応について、「完全に間違いだった」と批判しました。
河野太郎 前ワクチン担当相 「8か月(の接種間隔)には私は根拠はないと思ってます。
これは完全に厚労省の間違えだった。それは素直に認めないといけない。
厚労省が全国で『こうやれ』と言えば、それは絶対うまくいかないっていうのは、もう去年経験則でわかってることですから」
昨夜、BSーTBSの「報道1930」に出演した河野氏は、政府が当初、2回目と3回目の接種の間隔を原則8か月以上としていたことを痛烈に批判しました。
また、自治体の大規模接種会場など体制が整い始めたことを踏まえ、今後は2回目接種からの間隔を原則6か月以上としたうえで、ワクチンが余っている場合は、例えば5か月の人でも接種を受けられるようなルールにすべきだと述べました。 (12日01:20)
yahoo ニュース
介護施設のワクチン3回目、約6割が未完了
2月10日の介護ニュースサイトJOINTによると高齢者施設利用者及び職員のワクチン3回目接種は約6割が未完了です。
特養、老健、グループホームの経営者で組織する3団体が10日に厚生労働省内で会見を開き、新型コロナウイルスワクチンの追加接種の進捗を探った調査の結果を公表した。
「入所者・職員ともに追加接種を完了していない」と答えた施設が43.5%。職員と入所者のどちらかが完了していない施設は15.8%で、これをあわせると59.3%にのぼっていた。
介護ニュースサイトJOINT
私の知人で複数の入居施設を運営する会社関係者によると、1月にワクチン接種を実施した施設と未だ接種できていない事業所で施設の感染拡大が明暗分かれているようです。
市の方針で未だに接種券が届いてからの接種や国の示せす2回目接種日からの期間による接種日に拘る市体制があります。
また高齢者入居施設の場合、主治医又は嘱託・協力医療機関の接種におけるスタンスで大きく接種が出遅れている感も否めません。
どちらにせよ世界のエビデンスから推察すると年末年始までのワクチン接種への案内とスケジュール変更の決定の遅れによる人的ミスによる感染拡大は否めません。
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