このブログ「介護役立つ情報」では、事業所選びだけでなく介護の仕事に興味を持たれた方にも求人サイトが伝えない情報をお伝えしています。
人手不足解消モデル事業
厚生労働省は6月15日付け事務連絡で「令和3年度に実施する新たな介護人材確保対策事業」を通知しました。
コロナ禍で2020年度の有効求人倍率は1.18倍と前年度から0.42ポイント低下する結果となりました。
そんな中、介護関係職種の有効求人倍率は3.31倍(令和3年4月現在)と依然高い水準となっています。
この為、依然からある人材確保対策事業を拡充する形となりました。
「選択的週休3日制」や兼業・副業などで介護現場に勤める人を増やす政策など新たなモデル事業も開始します。
介護分野就職支援金貸付事業の創設
新たに介護職となって働き始める人に「就職支援金」として最大20万円を貸し、2年間就労が続けば返済を全額免除する対策を発表されました。
転職を考えている他業界の人に介護現場へ目を向けてもらうための仕組みです。
貸付額上限20万で活用事例は以下の通りです。
- 子供の預け先を探す際の活動費
- 介護に係る軽微な情報収取や学び直し代(講習会、書籍等)
- 被服費等(ヘルパーの道具を入れる鞄、靴など)
- 転居に伴う場合の費用(敷金礼金、転居費など)
- 通勤用の自転車・バイクの購入費など)
介護現場における多様な働き方導入モデル
生産年齢人口が減少し、多様化・複雑化する介護ニーズに限られた人材に対応していくため、多様な働き方、柔軟な勤務により、効率的・効果的な事業運営を行います。
「多様な年齢層・属性(中高年、主婦、学生等)」をターゲットとしてます。
「多様な働き方(朝夕のみ、夜間のみ、季節限定のみの勤務、兼業・副業、選択的週休3日制等)」による効率的な事業運営の実践を想定しています。
選択的週休3日制
「選択的週休3日制」とは、働き手の希望に応じて、雇用側が1週間に3日の休日を付与する制度のことです。
「1日8時間、週40時間以内」の労働時間の規定を変えるものではありません。
例として、みずほフィナンシャルグループやファーストリテイリングなどで導入されています。
例えば介護現場で
- 日 勤 9時~18時(休憩1時間)
- 早 出 7時~16時 (休憩1時間)
- 遅 出 12時~21時 (休憩1時間)
- 夜 勤 20時45分~翌7時15分(休憩2時間30分) の場合
夜勤または、早出、遅出が勤務の前後に2時間労働した場合に日中の職員配置を手厚くすることが出来ます。
ライフワークバランスを取りながら『ストレス』を溜めずに自分にあった働き方」が可能となります。
介護の仕事の可能性
現在も続くコロナ禍においてエッセンシャルワーカーについて耳にする機会が多くなりました。
この介護役立つ情報ブログでは、介護の仕事の職種別の仕事内容や就業する上で有利な資格など紹介しています。
賃金等の処遇も徐々に改善されているので安定とやりがいを求める働き方としてはチャレンジするのみ魅力のある職種です。
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