厳選日本酒は、お店で飲んだ全国の美味しい地酒を紹介します。
本日紹介する紀土大吟醸は、姫路にある重 絆という日本料理のお店で頂きました。
紀 土 紀州の風土を伝えた酒
発酵文化が盛んな和歌山県は降水量が多く良質の水が豊富です。
醤油、金山寺味噌、鰹節の発祥など発酵文化が盛んで、日本酒造も多くあります。
南紀の山間にある平和酒造は南高梅を贅沢に使用した梅酒で注目を集め、紀州の風土を醸す日本酒「紀土」を立ち上げて大躍進しています。
国外最大の日本酒コンテスト【IWC 2020(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)】にて、【紀土 無量山 純米吟醸】が「Chanpion Sake(チャンピオン・サケ)」に選ばれました。
平和酒造からエントリーしたお酒全てが高評価を受けたとして2年連続「Sake Brewer of the year」にも選ばれています。
ホリエモンこと堀江貴文さんも紀土のお酒を勧めています。
若い蔵人たちの挑戦
多くの人を虜にしながら何かと話題にも事欠かない紀土。
そこには類まれなるチャレンジ精神を持つ平和酒造の四代目当主、山本典正さんの存在があります。
昭和3年山本保さんにより創業され、現在の当主山本典正さんは4代目です。
山本保さんは江戸時代からの続く谷口酒造の出身で仏寺である山本家の家督を継ぎます。
酒好きで自ら酒造を創業し当時の山号・寺号を現在の屋号「超願寺」と引き継ぎます。
第二次大戦時から酒造りが大きく変化したことは、このブログ「純米酒を極める」でも紹介しましたが、平和酒造も休業を強いられ、その後が桶売りの時期も長く続きます。
一度はIT関連のビジネスで暮らしていた四代目当主、山本典正さんが紀州の地に戻ったときには値段を下げるしか勝負の仕方がわからず、どんどん良い酒造り方から離れていきました。
和歌山県の酒蔵ということで、最初のヒット作は梅酒の「鶴梅」でした。和歌山は全国の梅の収穫量の3割以上を占める梅の名産地です。
そこからいまや「酒造界の大谷翔平」と言っても過言ではない当主の日本酒造りの挑戦がスタートします。
紀 土 純米大吟醸
清々しく、さわやかなのど越しの純米大吟醸です。
紀州の豊かな風土を表現したい。熱い思いを持つ若き杜氏の醸す溌剌とした銘酒。
お値段以上の味わいと評判です。
名称 | 紀 土 純米大吟醸 |
商品説明 | フルーティーさの中に「紀土」らしい綺麗な優しさやふくらみが感じられます。 |
容量 | 1800ml |
原材料 | 原料米 山田錦 麹 |
精米付合 | 48% |
アルコール度 | 15度〜16度 |
召し上がり方 | 冷酒 |
時代が流れインターネットで多くの情報を手に入れれる様になりました。
美味しい日本酒を飲んで楽しい時間を過ごすのであれば、作りての物語も一緒に味わう様になりました。
平和酒造株式会社 | 住所 和歌山県海南市溝ノ口119 |
酒 銘 | 紀 土 |
ホームページ | http://www.heiwashuzou.co.jp/wordpress/ |
創業年 | 1928年1(昭和三年) |
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