SDGs関連の情報を定期的に発信しています。
今回は、家のみブログでも紹介している酒銘柄「作(ZAKU」で有名な清水清三郎商店株式会社が新社屋に世界初! 使用済太陽光パネルと酒瓶からの資源循環アートが完成した情報を紹介します。
清水清三郎商店株式会社
清水清三郎商店株式会社は三重県鈴鹿市にある創業150年の老舗蔵元です。
人気酒名「作(ZAKU)」は、テレビアニメ『機動戦士ガンダム』に出てくる人型ロボット兵器「ザク」と同じ読みということから、ファンの間で話題になりました。
これが知名度を広げるきっかけのひとつですし、何よりG7 伊勢志摩サミット乾杯酒として注目され、今や入手困難な人気酒となっています。
伝統の日本酒文化を時代や世界の多様な価値観に合わせて大きく進化させ、国外での需要拡大にも積極的に取り組んでいます。
このブログで紹介した世界のSAKEチャンピオンを競うIWCで2021年「サケ・ブリュワリー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しています。
酒瓶からの資源循環アート
PRITIMESによるとガラスアーティスト 西中千人が 創業150年の老舗蔵元 清水清三郎商店株式会社(三重県鈴鹿市)の新社屋に 資源循環アート「天岩戸(あまのいわと)」を創設しました。
清水清三郎商店の人気酒銘「作(ZAKU)」の廃瓶と使用済み太陽光発電パネルの再資源化ガラスから創作された壁面アート作品「天岩戸」(100x100cm)が同社新社屋のエントランスホールに設置されました。
「天岩戸」は、太陽の女神・天照大神の鎮座する伊勢の国で醸される清酒の瓶と太陽光パネルの両ガラス材料に共通するメッセージ「太陽・再生・永遠の循環」がコンセプトです。
神話にある天照大神が身を隠した岩戸を緑、黒色の「作」の廃瓶で、天照大神が扉を開けて漏れた光を使用済み太陽光パネルから再資源化した無色透明のガラスで表しています。
新しい夜明けの物語を表現したとのころです。
清水清三郎商店株式会社6代目清水社長からは、同社の酒造りに対する熱い想いをアート作品で表現してほしいと依頼を受けて制作しされたようでです。
日本酒とサステナビリティ
こと日本酒に製造工程に目を向ければ、数百年の歴史を持つ酒蔵も数多く、地域に根ざし、人のたゆまぬ営みのなかで育まれてきた産業のひとつです。
サステナビリティという概念が広がる以前から、伝統的酒造りは実践を行ってきた言えると思います。
酒造りとサステナブルは両立するのか?のイベントでは新政酒造と寺田本家という人気酒蔵の2人が、伝統継承への覚悟と展望と題して以下の4つのテーマを中心に語られています。
〈四つのテーマ〉
①伝統産業としての酒造り
②日本人が培ってきた発酵文化の奥深さ
③無農薬栽培を推進する理由
④酒蔵が地域に還元できること
全国的には日本酒の消費量んは人口減少のスピード以上に減少していますが、本物の酒造りをしている酒蔵の人気はこれからも継続していくと感じます。
4つのテーマに取り組んでいく酒蔵が増え、ワインの産地のように世界で今以上に日本酒が評価されることを期待したいと思います。
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