家飲み 日本酒 千代むすび 純米吟醸

家飲みでは、お店で飲んだ日本酒や酒蔵や酒店で買った全国の美味しい地酒を厳選して紹介します。

今回は鳥取県の境港市を訪れた時に水木しげるロードで買った千代むすびと寒い時期の熱燗用に取り寄せた千代むすびの感想を紹介します。

目次

千代むすび酒造 千代むすび

鳥取県と島根県の県境にある漁港、境港市は松葉がにや紅ズワイガニの水揚日本一の漁港です。

このブログでは、『鳥取県境港から イカづくし 取り寄せ』も紹介しました。美味しい料理には美味しい地酒が合います。

初めてて購入した千夜むすび純米吟醸無濾過生原酒は、観光地水木しげるロードにある「岡空本店」で購入しました。

全国的にコロナ感染が広がったときの少し落ち着いた時期に境港を訪れました。

関西ローカルのテレビ番組で「岡空本店」を紹介し、日本酒バーも併設していて、試飲も楽しみしてましたが、感染症の関係でCLOSEしていて残念でした。

鳥取県産の酒造好適米「強力(ごうりき)」については、「純米酒を極める」の中で紹介されていたので、購入しました。

折りしも地酒ブームの頃地方の酒が多く東京に進出し、地酒同志の競い合いが激しくなっていた頃、鳥取県のお酒は明確な個性を打ち出せていませんでした。

最初に強力を復活させようと思い立ったのが鳥取県内の酒造家で「福寿海」や「いなば鶴」の中川酒造と「日置桜」の山根酒造です。

以下は千代むすびのサイトで紹介されている強力(ごうりき)についての抜粋です。

 鳥取県の現在の大山町の渡邊信平氏が、明治24年より稲種21種を他府県より購入試作し、選抜培養を重ね、選ばれた優良品種に「強力」の名前を付けて栽培したことが始まりとされている。

明治・大正・昭和と栽培され、大正10年には鳥取県の奨励品種として採用され鳥取県の水田の三分の一を占めるなど多く栽培されていた。

その後しだいに背の低いなど栽培しやすい改良品種が多く出回るようになり、背が高くて倒伏しやすく、気象リスクがある強力の栽培量は減っていった。

昭和20年にはとうとう鳥取県の奨励品種から外され、昭和30年頃県内からその姿を消したと言われている。

昭和63年に鳥取県酒造技術顧問であった上原浩氏の指導を受け、鳥取大学農学部でわずかに育種保存されていた種籾の提供受け、平成元年より栽培を始めた。

これが強力の復活栽培である。水稲の品種は年に1%から3%位は自然交雑するとされているが、県の奨励品種でなかった強力は、種子の更新が出来ず純度の低い品種が出回る恐れが生じた。

そこで純正度の高い種子生産並びに米を生産することを目的として、農家・蔵元・鳥取大学農学部・鳥取県農業試験場が協力して平成10年「強力を育む会」を結成した。

種子の管理をするため、会員にのみに原種子を配布し、自家採取を禁止して毎年の種子の更新を原則としている。

現在「強力を育む会」に参加している会員蔵は鳥取県内の9社である。

千代むすび サイト 抜粋

●千代むすび酒造での「強力」の取り組み

千代むすび酒造は「強力を育む会」には設立準備から参加し、平成10年に精米50%の純米吟醸酒の製造を1,223kg足らずのわずかな玄米から始めています。

その後山田錦を栽培していた農家様を中心に強力の作付けをお願いして回り、より多くの強力を確保出来る体制となっていきます。

それに伴い強力を使った商品は県内だけでなく、県外、そして海外でも販売されるようになり、平成26年には純米酒から純米大吟醸酒までのラインナップを揃えることが出来るようになった。

現在千代むすびが使用する強力は鳥取県各地の農家様との契約栽培のもののみです。

千代むすび 純米吟醸 無濾過生原酒 強力

飲んだ感想は

香りは青リンゴ、パイナップルのようなフレッシュな香りです。

飲んだ一口目は生原酒のジューシーさの中に辛さが引き立ちます。

サッパリでみずみずしく滑りがよい印象も有りました。

名称千代むすび
商品説明強力米(ごうりきまい)で醸すお酒は、千代むすびが目指す酒質「濃醇辛口(のうじゅんからくち)」の代名詞です。
無濾過原酒の生酒では、フレッシュさと、ふくよかさを兼ね備えた味わいを表現しました。
この季節にお鍋との相性も抜群です♪
容量720ml
原材料 米(鳥取県産・強力)、米麹(鳥取県産・強力)
精米付合精米歩合60%
アルコール度17度
お召し上がり方  冷蔵保存

千代むすび 純米吟醸

このお酒はネットで熱燗で飲みたいお酒で紹介してあり、この熱燗の美味しい時期に購入しました。

この時期のお鍋と一緒に飲みたい熱燗です。

自宅でかにすきと一緒に飲みました。

利酒師お勧めの通り、カニの塩味のある鍋に熱燗はピッタリでした。

辛口とありますが熱燗で頂く旨味が増し、丁度いい辛さです。

鳥取県境港のすぐ近くにある蔵元で、境港で水揚げされるマグロやカニと相性のいい酒を多く造っています。

「じゅんから」はしっかりとした米の旨みと少しの苦み、そして魚介類にあう辛口のキレが特徴です。

酒質設計の時点で「魚の味を引き立て、熱燗にしておいしい酒」というコンセプトで造られました。

超辛口ながら、辛さだけが際立つのではなく旨みとのバランスがいい純米酒です。

海の幸と一緒に燗酒を楽しみたい方におすすめの1本。

【唎酒師 監修】熱燗でおいしい日本酒おすすめ15選

時代が流れインターネットで多くの情報を手に入れれる様になりました。

美味しい日本酒を飲んで楽しい時間を過ごすのであれば、作りての物語も一緒に味わう様になりました。

千代むすび酒造 住所 鳥取県境港市大正町131
酒 銘千代むすび
ホームページhttp://www.chiyomusubi.co.jp/index.html
創業年慶応元年(1865年)
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