家飲みでは、お店で飲んだ日本酒や酒蔵や酒店で買った全国の美味しい地酒を厳選して紹介します。
本日は年がかわり、久しぶりに訪れた姫路市安富町にある下村酒造で購入した「奥播磨 純米吟醸 深山霽月(みやませいげつ)」について紹介します。
下村酒造 奥播磨
日本三彦山の一つ雪彦山の西山麓の山林に囲まれた安富町に下村酒造はあります。
奥播磨は代々伝わる「手造りに秀でる技はなし」の家訓を守り、機械化・大量生産を一切行なわず、手造りによる伝統を丁寧に守り続けています。
下村酒造のある安富町は九割を山林に囲まれ清冽で豊かな水と澄んだ空気、そして何よりも良質の酒米「山田錦」が贅沢に手に入る恵まれた環境にあります。
酒質の特徴としては、旨味・コクが十分あり幅のある骨太なタイプです。後味のキレも素晴らしく味の強い料理にも相性ピッタリです。
アルコール添加を一切行なわない全量純米蔵です。
株式会社津畑商店 サイト
下村酒造の近くにある、安志稲荷には毎年鳥居近くに巨大干支が設置され、初詣で多くの人が訪れています。
奥播磨 純米吟醸 深山霽月(みやませいげつ)
純米無濾過⽣原酒
搾ったお酒を、濾過せず、加水せず、火入れせずに瓶に詰めました。
奥播磨 サイト
口に含めばうまさがグッと広がります。
無濾過⽣原酒の日本酒を知ったのは、鳥取県智頭町にある「真名板」を訪れたのがきっかけです。
「真名板」の店主 杉田衛保さんは、日本酒好きが高じて『「究極の日本酒」マリアジュで楽しむ純米無濾過生原酒16本』という本を出されるくらいです。
興味のある方はこの本読まれると日本の酒づくりの奥深さを知ることが出来ると思います。
ここでは本から少し抜粋して紹介いたします。
純米無濾過生原酒とはごまかしのない本物の日本酒です。
酒を造る蔵元、酒造りのリーダーである杜氏、酒造りにかかる蔵人たちの技術と情熱の結晶です。
日本酒の造りを勉強していくうちに、それが日本酒の基本であることがわかってきました。
このお酒は、熟成や燗に向く酒であることもわかってきました。
また純米無濾過生原酒は、食べながら飲むことによって価値が発揮される食中酒であることもわかってきました。食べ物と酒を合わせることをマリージュと言います。
フランス語で「結婚」という意味です。「究極の日本酒」マリアジュで楽しむ純米無濾過生原酒16本 p8
奥播磨にも純米無濾過⽣原酒の日本酒は多く深山霽月(みやませいげつ)もそのひとつです。
勿論杉田さんの勧める16本に奥播磨は入っています。
「霽月」は、雨が上がった後の曇りのない月を意味します。
「奥播磨 芳醇超辛口」と、酒米や精米歩合などは全く同じながら、この「深山霽月」は、クリア且つしっとりと深みのある、心落ち着く飲み心地のお酒となっています。
近くに揖保川という鮎の友釣り発祥の地があり、鮎の甘露煮やキノコなど山菜にも合います。
名称 | 奥播磨 純米吟醸 深山霽月(みやませいげつ) |
商品説明 | 辛味、酸味を控えた優しい口当たりですっきりとした旨味のあるお酒です。 |
容量 | 720ml |
原材料 | 麹:山田錦 掛:兵庫夢錦 |
精米付合 | 55% |
アルコール度 | 17-18度 |
お召し上がり方 | 冷酒・常温・お燗 |
時代が流れインターネットで多くの情報を手に入れれる様になりました。
美味しい日本酒を飲んで楽しい時間を過ごすのであれば、作りての物語も一緒に味わう様になりました。
下村酒造店 | 住所 兵庫県姫路市安富町安志957 |
酒 銘 | 奥播磨 山廃純米 |
ホームページ | https://okuharima.jp/ |
創業年 | 1884年 |
奥播磨シリーズ
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