家飲み お勧め スパークリング 日本酒

目次

スパークリング日本酒とは

スパークリング日本酒とは「炭酸が含まれている日本酒」の総称です。

その中でも、さまざまなタイプがありますが、大きく分けて「活性にごり系」「瓶内二次発酵製法」「炭酸ガス混入製法」分けられます。

活性にごり系

活性にごり系とは、発酵している最中のお酒をろ過しないで、菌が生きている状態でそのまま瓶に詰めたものです。

瓶の中で菌がどんどん発酵し、アルコールと炭酸ガスが造られていきます。

中から出てくる炭酸ガスで瓶が爆発しないよう、蓋に空気穴があって空気が抜けるようになってます。

「横倒し厳禁!」と書かれているのはこのタイプです。

瓶内二次発酵製法のおりありもこれに近いです。

瓶内二次発酵製法

瓶内二次発製法とは、濾過を荒くし、火入れをせずに瓶詰めします。

瓶詰めした酵母は生き続け、更に発酵をすすませることで瓶内に炭酸を封じめる製法です。

瓶内二次発酵製法●おりあり

「おりあり」は濾過を粗くし生のまま瓶詰めします。

加熱しないため酵母が生きていて発酵を続けます。

お酒の色が白濁していて、白いおりがのこります。

「おり」とは絞ったお酒に残る米の破片や酵母のカスなど不要な固形物です。

瓶内二次発酵製法●おりなし

製造方法は非公開が多くその技術と美味しさで人気の酒造が多くあります。

瓶に詰めた日本酒に、酵母(菌)と、場合によっては糖も加え、お酒の糖分を分解してアルコールと炭酸ガスを生み出します。

瓶が密封されていれば炭酸ガスは外に逃げないので、封を開けたときにガスがしゅわ〜っと出ます。

シャンパンと同じ製法です。シャンパンに近い味わいで海外でも人気が出ています。

いずれワインやシャンパンの様に日本酒が世界的にプレミアム価格で取引される期待が膨らみます。

炭酸ガス混入製法

炭酸ガス注入系は、普通の日本酒同様に濾過したお酒に後から人工的に炭酸ガスを混入する製法です。

瓶の中で発酵が進まないので、時間がたっても品質が安定しているのが特徴です。

元のお酒に「火入れ」という加熱殺菌がされていたら、無理に冷蔵保存をしなくてもいいのがうれしいところです。

管理しやすいので取り扱い店舗も多く、お値段もお手頃価格になります。

「風の森」 油長酒造株式会社

奈良に住んでいる友人から贈答品として頂戴しました。

初めて味わう感覚だったので、驚きを感じました。

その頃あまり日本酒について知らない時でしたので、「さけのわ」で調べたところ日本酒が好きな方たちの全国ランキングで2位だったので、びっくりしました。

その後日本酒にはまり、日本酒と料理の名店『真菜板』に訪れた時にも森の風の無濾過生原酒を薦められました。

真菜板の店主は美味し日本酒の話になると上機嫌で色々と教えて下さりました。

風の森

奈良県御所市にある蔵は、創業1719年、以来300年を超え日本酒を造り続けてきました。

歴史の古い蔵ですが、社長さんをはじめ杜氏さん蔵人さん全員20歳代から30歳代と、若いスタッフで酒造りに励んでいます。 

1998年に地元の米を使った、搾ってそのままの生のお酒を、地元の人々に飲んでいただきたいという想いから、風の森は始まりました。

名前は、御所市内にある地名「風の森峠」に由来します。

風の森は、ブドウやバニラなどの果実の香りと、フレッシュな果実味、シュワシュワした微発泡感が素晴らしい新感覚のフルーツ系日本酒です。

年間を通じて無濾過無加水の生酒を生産しています。

http://www.sake-sin.com/kurabetsu/kazenomori.html 日本酒専門店Sake芯

風の森は発泡性があることで知られています。

そもそも発泡性のあるお酒を造ろうとしたのではありません。

劣化しないお酒にするため試行錯誤の結果行きついたのが、発酵の際に発生する炭酸ガスをお酒に閉じ込める方法です。

お酒にあらかじめ炭酸ガスが封じ込められていると酸素が入り込む余地が少なくなり、酸化しにくく劣化に強いお酒になります。

また劣化を防ぐ様々な工夫や最新の設備により劣化に強いお酒が生まれます。

http://www.sake-sin.com/kurabetsu/kazenomori.html 日本酒専門店Sake

おすすめスパークリング日本酒

新 政(あらまさ)

日本最古の現役酵母6号発祥蔵です。自然派純米造りで人気です。

映えあるさけのわ 1位の酒です 以下 さけのわ抜粋

強烈な持論を理路整然と語る姿勢に醸造家としてのとてつもない力量を感じ取ります。

さらには蔵元として、秋田を、そして東北を代表する蔵元としての、言うなれば100年ビジョンというものをここまで明確に意識できる造り手がいたのだ、という驚きを与えてくれたのが祐輔さんでした。

そしてそのビジョンを、ここまで声高に語れる醸造家が今まで存在したでしょうか。

「醸造の純粋性」と「農業」、そして「林業」まで。

祐輔さんのビジョンは日本酒の未来を語っていると信じられるものです。

あまりに鮮やかなモダンテイストであるがゆえに、既存の日本酒に慣れた方には変化球とも感じられる新政の現行の味わいですが、それが実はむしろ古典文献を紐解くことで生み出している正統な技術の結集であるという事実は、日本酒の王道を求める多くの方にとって大変な価値を持っていると思います。

日本酒の新たな価値の創造。

日本酒が社会の中でもっと出来ることがある。

そのために為すべきことがある私が美酒の力を信じている以上に、祐輔さんは日本酒の力を信じているのだと実感した瞬間に、私は祐輔氏に惚れ込んでいたのでしょう。

新政の美酒が次々と打ち出す日本酒の未来像を間近で体感し続けたいと思います。

by朧酒店代表 大熊潤

朧酒店HPリンク https://www.oborosaketen.com/theme902.html

さけのわ

七 賢

活性濁り、おりひき、ウィスキー樽仕込みと珍しい泡3タイプ

「七賢」の山梨銘醸がサントリー白州蒸溜所と異例のコラボ!

ウイスキー樽熟成のスパークリング日本酒「杜ノ奏」を発表

獺 祭

精米歩合23%遠心分離搾りなど常にその先をいく純米大吟醸

庭のうぐいす

瓶内2次発酵によりスパークリングを実現した純米吟醸酒です。

濃淳さを引き出す為に甘味を残すように造られています。

シュワシュワと立ちのぼる泡、甘味ある爽快な口当たりが心地よい印象です。

古代米である「紫米」のアンドシアニン色素を用いたお洒落なピンク色と相まって五感で味わって戴ける、華やいだ雰囲気にしてくれるお酒です。

風の森 秋津穂 657

風の森シリーズの中心となるお酒。1998年に風の森が始動し、全ては風の森峠の秋津穂米から始まりました。風土を醸す、風の森の代表酒。

風の森 507シリーズ

お米をたくさん磨いてデリケートに発酵を進め、滑らかな質感、豊かな果実味を最大化したシリーズ。

風の森 807シリーズ

お米を磨かず大地のエネルギーを発酵に活かし、豊かな複雑味を最大化したシリーズ。 50・80・65は精米歩合、7は使用する自社培養7号系酵母を意味します。

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