家飲みでは、お店で飲んだ日本酒や酒蔵や酒店で買った全国の美味しい地酒を厳選して紹介します。
今回は2019年IWCチャンピオンで宮城県勝山酒造が醸す『勝山 献(けん)純米吟醸』を飲んだ感想を紹介します。
勝山酒造
勝山酒造の情報をネットで探すと仙台で現存する唯一の伊達家御用蔵ということが分かります。
東北で最大規模の仙台市は震災後復興の段階時に一度訪れたことがあります。
松島・石巻や仙台市内のみの訪問で勝山酒造のある内陸部まで訪れることはありませんでした。
当時はまだ日本酒に嗜むことは少なく次回東北地方を訪れる際は、日本酒蔵を見学してみたいものです。
勝山酒造は、元禄年間に伊達政宗公を藩祖とする伊達家六十二万石の城下町仙台にて創業という歴史のある酒造です。
「勝山」の名の由来には二つあり、一つは侍に「勝ち星を山のように取る」と縁起を担ぐという説と、もう一つは江戸時代初期の女性達の間で一世風靡した華やかな武家風の髷(まげ)その名も「勝山髷」です。
当時の女性のハイセンスなファッションをお酒の名に冠したという説があります。
蔵のある地域は、お米を中心とした穀倉地帯で、泉ケ岳から湧き出る水は、勝山の仕込み水として深井戸より汲み上げ使用しています。
水質は酒造りに適した軟水で、美人成分の天然シリカを多く含む、柔らかくキレイな水質となっています。
勝山酒造のお酒は純米酒のみに特化しており、1週間にタンク1本の贅沢な仕込を行っています。
勝山 献(けん)純米吟醸
山田錦を五割精米、仕込みの丁寧さが如実にわかるよう徹底した温度管理のもとに造られた醪をゆっくりと袋しぼり、無濾過の状態で鮮度を保つようすぐに早瓶火入れ、酒質を安定維持するマイナス5度氷温貯蔵により品質管理を徹底した日本酒です。
じっくりと低温で醸した麹の旨さとコク、酵母が出す、華やかすぎない心地よい含み香がします。
全体的には優しい甘さのある純米酒のイメージです。
酒の構造がしっかりしているので、冷蔵保存しまずはこの季節冷やで、お造りや焼き魚と一緒に頂いています。
ロック、常温、ぬる燗、お湯割り(四合瓶なら200ml加水します)も合うと紹介されているので、色々楽しんでみようと思います。
少し白ワインを思わせる口当たりもあるのでクリームやチーズを使った洋食にも合います。
名称 | 勝山 献(けん)純米吟醸 |
商品説明 | 酒造好適米の山田錦を丁寧に醸した上品な香りとお米の旨味がきれいに調和した味わい豊かな食中酒です。 素材を大切にしたお料理や淡白な味わいのお料理、魚介類と良い相性を魅せます。 |
容量 | 720ml |
原材料 | 麹米: 掛米: 国産米 |
精米付合 | 精米歩合60% |
アルコール度 | 16度 |
お召し上がり方 | 冷酒 常温 熱燗 |
時代が流れインターネットで多くの情報を手に入れれる様になりました。
美味しい日本酒を飲んで楽しい時間を過ごすのであれば、作りての物語も一緒に味わう様になりました。
名称 | 勝山 純米吟醸 献 |
商品説明 | 酒造好適米の山田錦を丁寧に醸した、上品な香りとお米の旨味がきれいに調和した、味わい豊かな食中酒です。 |
容量 | 720ml |
原材料 | 麹米: 掛米:米、米麹(山田錦100%) |
精米付合 | 精米歩合50% |
アルコール度 | 16度 |
お召し上がり方 |
仙台伊澤家 勝山酒造株式会社 | 住所 宮城県仙台市泉区福岡字二又25番地1号 |
酒 銘 | 勝山 |
ホームページ | https://www.katsu-yama.com/ |
創業年 | 元禄年間 |
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