家飲み日本酒では、お店で飲んだ日本酒や酒蔵や酒店で買った全国の美味しい地酒や今後飲んでみたいお酒を紹介しています。
日本酒 世界戦略では、日本酒の美味しさや可能性を世界に紹介している取り組みを中心に紹介します。
世界の日常を変える日本酒を目指すHINEMOS(ひねもす)
世界が日常で楽しむお酒の選択肢の中に、日本酒を根付かせたい。という想いでブランドが立ち上げられたのがHINEMOS(ひねもす)です。
ブランド銘の「HINEMOS(ひねもす)」は、日本語で、「全ての時間」= 「終日」という意味です。
お酒を飲む。ある時は友人と、ある時は恋人と、ある時は仕事仲間と、そのタイミングやシチュエーションは様々。
そしてお酒を飲む時間帯。夕方の少し早めの乾杯、メインディッシュを盛り上げる乾杯、日が移り変わる深夜の乾杯。
時間帯によってその時間を素敵な時間に変えるお酒は違うのではないかと考えました。
全てのお酒を楽しむ時間に寄り添う日本酒を作りたい。
という想いで「HINEMOS」をブランド名にかかげました。
すべての時間帯の銘柄を飲むと、自然とさまざまな種類の日本酒が体験できるように設計をしています。
HINEMOS HP抜粋
コンセプト誕生のきっかけ
「日本酒をもっとシンプルに」という想いからこのブランドは立ち上げられています。
このブランドが立ち上げられるきっかけは、「日本のためになり、海外に打って出られる商材かつ、日本が武器になる仕事」という社長の思いからです。
数年前日本酒と出会い、試飲会等で、たくさんの銘柄の中から「何を基準にして選べばいいのか分からない」という初心者が誰も感じる体験からブランドコンセプトが誕生しています。
私も日本酒が好きになり、歴史やストーリをお米など興味が広がっていますが、入り口で興味をもつ人は一部だと思います。
長く大手スーパー等で購入できるお酒は一般酒が多い時代があり、日本酒のイメージはあまりいい印象はありませんでした。
大吟醸ブームなどで特定名称酒(吟醸酒・純米酒等)を購入しやすくなり、美味しい日本酒を知りました。
それでも選ぶには購入者が少し日本酒の知識が必要だと感じています。
このブログではいろんな視点で日本酒が選びやすくなる方法を紹介しているのはその体験からです。
「純米大吟醸」「生酛づくり」「精米歩合」といった少し難しい用語が、日本酒に足を踏み入れるブレーキになっているのでは?という仮設がブランドコンセプトのスタートだった様です。
日本酒をもっとシンプルわかって貰うことができないかという発想は面白いと感じました。
”時間帯でオススメの日本酒を飲む” という世界中の人にシンプルに説明でき、新しいスタイルは日本酒の世界戦略にも伝えやすいと感じました。
時間帯でオススメの日本酒を飲む
ラベル、キャップ、キャップシール、パッケージの全て、「時間」をコンセプトにデザインされていて、今までの日本酒のボトルイメージではありません。
カジュアルで和洋中全てを食事やグラスにも合う感じがします。
SHICHIJI 夜の始まりを告げるスパークリング日本酒
甘酸っぱいフルーツを連想するかおり発泡性があり、シュワシュワとした爽快な口当たり。
口中には優しい甘味や旨味が広がり、炭酸ガスが味わい全体を引き締め、後味は軽やかでドライな印象。
喉を潤し、胃腸を刺激し、食欲を掻き立て、まさに楽しいパーティの始まる乾杯の一杯に。
https://hinemos.tokyo/products/shichiji
HACHIJI 多彩な料理に応える白濁のオールラウンダー
お米の甘味や旨味が滑らかに広がる
炊いたお米や酒粕、フレッシュチーズを連想する香り。
とろりとした滑らかな口当たりで、お米の甘味や旨味が口に広がります。
バランスのとれたフレッシュな酸味が後味をサッパリとさせ、様々な料理と一緒に楽しむことができます。
https://hinemos.tokyo/products/hachiji
KUJI ディナーを引き立てる香り華やかな純米大吟醸
キリッとした口当たり、磨き込まれた華麗な味わい
南国のフルーツを連想する華やかな香り。
口に含むとその香りがさらに膨らみ、余韻まで長く続きます。口当たりは柔らかく、なめらかな甘味や旨味が広がります。
後味に感じる酸味が最後にキリッとした印象を与え、メインのお肉料理やバターやクリームを使った料理とマッチします。
まさにディナーを引き立てる華麗な一杯。
https://hinemos.tokyo/products/kuji
JUJI デザートライスワインで最高のフィナーレを
濃醇で甘い、蜜のような酒
メープルシロップのような濃縮した甘味を連想する香り。口当たりは滑らかで濃厚な甘味とフレッシュな酸味があり、貴腐ワインのような味わい。
水と日本酒で仕込んだことで生まれた濃厚な甘さ
仕込み水の一部を日本酒(純米酒)で仕込みました。そのため、お米の甘味が多く残り、酸味も豊かに感じられます。15%程度のアルコールが濃厚な味わいをさらに引き立たせています。
https://hinemos.tokyo/products/juji
JUICHIJI 締めにふさわしい品格素材引き立つ純米吟醸
軽やかな口あたり。穏やかで品のある風格
フレッシュバナナやマスカットのような爽やかな香り、軽やかな口あたり。
雑味のない洗練された味わいが優しく広がります。
穏やかで品のある風格は、素材の味を活かした繊細な和食を引き立てます。
飲み飽きがこない飲み続けたくなる味わい
本来、日本酒がもつ品や繊細さを追求したクラシック(王道)なタイプのお酒です。
華やかさを抑え、穏やかで軽快な香味に仕上がっています。
https://hinemos.tokyo/products/juichiji
REIJI 深夜の始まりを彩る赤色酒
蜜のような甘さとフレッシュな酸味の絶妙な味わい
花のような甘味を連想する香り。蜜のような滑らかで優しい口当たり。
お米由来の濃密な甘さがありながら、フレッシュな酸味があり、後味は軽やか。
単に「甘口」とは表現し難い新感覚の日本酒。疲れた心身を優しく癒してくれる。
その日を締めくくるご褒美の一杯に。
ご褒美に相応しい透き通った鮮やかな赤色
ロゼワインのような透き通った鮮やかな赤色が特徴。この色素成分はお米由来のアントシアニンというポリフェノールの一種です。
お米のもつ天然の色素を利用した、味わいだけでなく色調にもこだわった日本酒です。
ICHIJI 夜更けとともに深まる味わいコクとキレの豊潤純米酒
辛口でまろやか、口の中に広がる濃厚な旨味
アーモンドやローストナッツのような和らぐ香り、ふくよかでなめらかな口あたり。
日本酒特有の旨味(うまみ)がお口に広がります。
しっかりした酸味が全体を引き締め、後味はスッキリ。コクとキレが両立した味わい深い1本です。
家庭の温もりを連想させるような味わい
日本酒特有の「旨味」を感じられる日本酒です。
麹(こうじ)をつかう量を調整して、麹のニュアンスやお米の持つ旨味を引き出しました。
家庭の温もりを連想させるような味わいがあります。〆のカレーに合わせても負けないようなお米の旨味を凝縮して閉じ込めた一品です。
https://hinemos.tokyo/products/ichiji
NIJI 深い夜を鮮明にするりんご酸純米酒
シャープな酸味にドライな味わい、爽快な後味
酸味のあるフルーツやハーブを連想する香り。口当たりは優しくソフト。
すぐさま青リンゴや柑橘類を食べたときのようなフレッシュ感のあるシャープな酸味が広がります。
飲んだ後にも口の中をキュッとさせるような酸味や渋味があり、甘さ控えめなドライな味わい。まさに深い夜が冴え渡るような爽快な一杯。
ワインの酸味と日本酒の旨味、良いとこ取り。新感覚の日本酒
白ワインに多く含まれるりんご酸の豊かな日本酒です。
従来の日本酒よりも酸味を際立たせた味わいにすることで、様々なジャンルの料理とのペアリングの可能性を広げました。
ワインの酸味と日本酒の旨味、互いの良いところを取り入れた新感覚の日本酒です。
https://hinemos.tokyo/products/niji
まとめ
いかがでしたでしょうか。ボトルと時間帯に合わせたブランドイメージが素敵だったので、全ての時間の商品を紹介しました。
以前このブログで「家飲み 日本酒 飲む順番で更においしく」で紹介した内容は今回のHINEMOS(ひねもす)に通ずる内容です。
日本酒には多くの特徴がありますので、食前から食中・食後とまた、料理に合わせても色々な種類を楽しむことができます。
日本酒に世界の人が親しんで貰うためにHINEMOS(ひねもす)の発信内容・コンセプトを工夫する挑戦は始まったばかりと思います。
多くの若い杜氏や酒蔵が日本酒の良さを世界に発信するために飲み方やそれぞぞれの国や風土・食文化に合わせた提案が始まっています。
今回の時間帯で日本酒を提案する発想は世界でも受け入れやすい考え方だと感じました。
世界的なコロナ感染で計画が中断または延期されているものもありますが、今後更に世界で日本酒の醸造所ができ、世界で飲まれることに期待したいと思います。
にほんブログ村
コメント
コメント一覧 (4件)
[…] 「家飲み 日本酒 世界戦略」「家飲み 日本酒 世界戦略 HINEMOS(ひねもす)」 […]
[…] 日本酒 世界戦略 HINEMOS(ひねもす) […]
[…] 「家飲み 日本酒 世界戦略」「家飲み 日本酒 世界戦略 HINEMOS(ひねもす)」 […]
[…] 日本酒 世界戦略」「家飲み 日本酒 世界戦略 HINEMOS(ひねもす)」「家飲み 日本酒 世界戦略 […]