家飲み 日本酒 播州一献 純米吟醸「ひやおろし」「Epic」

家飲みでは、お店で飲んだ日本酒や酒蔵や酒店で買った全国の美味しい地酒を厳選して紹介します。

播州一献

秋先取り 純米吟醸ひやおろし

秋の長雨で少しずつ季節がすすんできました。少し季節を先取して播州一献のひやおろしを買いに直売所を訪れました。

日本酒には、季節によってそれぞれの楽しみ方があります。そのなかに、秋の到来を告げる「ひやおろし」という旬の酒があります。

　ひやおろしとは？

「ひやおろし(冷卸し)」とは、春に搾った酒を秋まで貯蔵してから出荷する酒のことです。ひやおろしは「秋あがり」などと呼ばれることもあります。この表現は統一されていません。

また、火入れ(加熱処理)の方法にも特徴があります。一般的な日本酒は、火入れを2回してから出荷されます。

しかし、ひやおろしは搾られた後、貯蔵中に酒の品質が悪くならないよう、火入れを1回だけ行ない、出荷する前の火入れはしません。

　ひやおろしの語源

貯蔵するときにのみ火入れをし、2回目の火入れを行なわない、この「ひや」と呼ばれる状態で貯蔵し、秋になって卸されるため、「ひやおろし」と呼ばれているようです。SAKETIME抜粋

直売所を訪れる楽しみは地域限定の地酒を買えることです。今回は播州一献 純米吟醸 ひやおろし」と

「兵庫県限定播州一献 純米吟醸「EPIC」を購入しました。

播州一献 純米吟醸 EPIC

兵庫県限定販売ということでついつい購入してしまいました。

ホームページに記載の以下の内容を見ながらゆっくりと味わいました。甘味と酸味のバランスはホントにいいと思います。

冷やして飲むと少し酸味が強く感じお米の旨味が十分楽しめる味です。

直前酒というよりも食中に旨味のある料理と一緒に味わいたいお酒です。少し寒くなった時に毎年お取り寄せするぼたん鍋にも合うと思います。

インターネットで検索しても兵庫の特約店もあまり出てこず、わざわざ直売店に行った甲斐がありました。

Epic(エピック)・・・英雄、神々の神話を、次世代に語り伝えるための文章のこと。

「兵庫県の日本酒シーンを盛り上げていきたい」という決意から、「Epic」と名付けました。
兵庫の一部の特約店のみの販売となる限定酒です。

「このお酒を飲む方々に語り継げるようなお酒にする」という情熱で醸されています。

開栓したては、舌先にピチピチと微炭酸を感じます。

爽やかでスッキリとした控えめな香り。

甘味と酸味と、程よい苦みがバランスする、ジューシーでコクのある味わいです。

脂の乗った肉料理や、牡蠣や出汁を使った料理などうまみ成分が多い料理によく合います。

山陽盃 HP抜粋

名称	播州一献 純米吟醸 ひやおろし
商品説明	兵庫県産兵庫夢錦100%使用し、春に上槽したものを、一定期間常温にて熟成させたのち冷蔵庫で　管理。独特の酸とコクのある飲み口が特徴です。
容量	720ml
原材料	原料米　兵庫夢錦　兵庫産
精米付合	65％
アルコール度	1５度
お召し上がり方	冷 からお燗

名称	播州一献 純米吟醸 Epic
商品説明	兵庫県産兵庫夢錦100%で醸した生酛造りによるコクと深みを表現しています。
容量	720ml
原材料	麹：吉川産山田錦　掛米：愛山
精米付合	麹：55%　掛米：60%
アルコール度	1５度
お召し上がり方	冷 酒からお燗

お店ではりんごからつくったお酒が販売されていました。蔵元の地域地域のりんごと兵庫県北部のりんごだけで作らたお酒はひょうごシードルと名付けられていました。

アルコール度数も6%程度なので、今後は若い女性や今までに日本酒を楽しまれたことがない層に日本酒を広げるねらいと、この製造過程での技術が本業に日本酒づくりに活かされてくるのだと思います。

新しい技術や試みと昔ながらの伝統をうまく融合されながら新たな日本酒の可能性を模索されている杜氏を中心した酒蔵のことを知るのは面白いことです。

時代が流れインターネットで多くの情報を手に入れれる様になりました。

美味しい日本酒を飲んで楽しい時間を過ごすのであれば、作りての物語も一緒に味わう様になりました。

兵庫県下も緊急事態宣言が出されていてなかなかお店でお酒を飲める機会が少なくなっているので秋の日本酒のおいしい季節に酒造所の直売所があるところに訪れてみたいと思います。

山陽盃酒蔵株式会社	住所　兵庫県宍粟市山崎町山崎28
酒　銘	播州一献
ホームページ	http://www.sanyouhai.com/
創業年	1837年（天保8年）

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