家飲みでは、お店で飲んだ日本酒や酒蔵や酒店で買った全国の美味しい地酒を厳選して紹介します。
幻の日本酒 十四代の造り手について
本日紹介する十四代 大吟醸も、姫路にある重 絆という日本料理のお店で頂きました。
入手困難な「十四代 極上諸白 純米大吟醸」誕生日に特別に冷酒で頂きました。
『十四代』を造る高木酒造は日本酒ファンなら誰もが知る有名酒造の一つです。
蔵元の専務兼杜氏(とうじ)を担当されるのは高木顕統(たかぎ あきつな)氏、高木酒造の十五代目です。
高木顕統氏は東京農業大学農学部醸造学科を卒業後、東京大手百貨店の新宿クイーンズ伊勢丹で勤務し高木酒造の杜氏が高齢のため引退を期に1993年(平成5年)に蔵に戻られたそうです。
現在は専務取締役兼杜氏、経営者としてのセンスもある若き天才杜氏と呼ばれ、社運をかけた『十四代』をこの世に堂々とリリースされ多くの日本酒ファンを虜にしています。
◆十四代が幻と言われる理由について
『十四代』のブランド名を名付けたのは高木顕統氏の父である高木辰五郎氏と言われています。
商標登録は本来数字は通らないようですが、十三代、十四代、十五代と申請し、十四代だけが、「としろ」か「とよしろ」と勘違いして通ったいう逸話です。
徹底して手抜きしないで醸(かも)すそのお酒は国内外でお酒のプロから高い評価を受けています。
獺祭(だっさい)、磯自慢(いそじまん)、飛露喜(ひろき)、而今(じこん)等と同じく『十四代』は入手困難な日本酒の代名詞とも言われるまでになりました。
日本酒 『十四代』には様々な種類がありますが、『十四代』商品名の【角新】や【新】は毎年11月3月の時期に登場する『しぼりたて』の『十四代』に付けられます。
十四代 極上諸白 純米大吟醸

このお店の大将は日本酒や料理に造詣が深く十四代についても色々教えて頂きました。
そして今回紹介した「十四代 極上諸白 純米大吟醸」を初めて頂戴しました。
諸白とは、醸造において麹米と掛け米の両方に精白米を用いる製法。
兵庫県産特A地区の『山田錦』と吉川町産『愛山』という超豪華原料米を用いて醸された、究極の純米大吟醸です。
清々しく、さわやかなのど越しの純米大吟醸です。
名称 | 十四代 極上諸白 純米大吟醸 |
商品説明 | 諸白とは、醸造において麹米と掛け米の両方に精白米を用いる製法。 |
容量 | 1800ml |
原材料 | 原料米 山田錦25% 愛山75%(国産米100%使用) |
精米付合 | 麹米50% 掛米45% |
アルコール度 | 15度以上 |
お召し上がり方 | 冷酒 |
時代が流れインターネットで多くの情報を手に入れれる様になった現在は折角お酒を飲んで楽しい時間を過ごすのであれば、作りての物語も一緒に味わう様になりました。
日本酒界隈では新潟の端麗辛口の味わいがブームの頃に風味豊かでフルーティーで甘みのある大吟醸酒『十四代』が現れました。
それ以来、『十四代』は全国各地の酒屋さんや量販店がこぞって販売するようになり、山形県のプレミア日本酒の銘柄として揺るぎない日本酒の地位を得る事になります。
高木酒造株式会社 | 住所 山形県村山市大字富並1826 |
酒 銘 | 十四代 |
ホームページ | |
創業年 | 1615年(元和元年) |

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コメント
コメント一覧 (2件)
[…] 十四代 十四代 極上諸白 純米大吟醸 […]
[…] 「十四代」との出会いで美味しいお酒を造ることを誓われたそうですが、初めて「十四代」を飲んだ時のように「而今 純米吟醸 八反錦火入」は美味しいお酒でした。 […]