家飲み 美味しい日本酒を見つける方法

日本酒の世界は広大で、その多彩な味わいには魅了されること間違いありません。

しかし、初めての方やこれまでにあまり接点がなかった方にとっては、どのような日本酒を選べば良いのか、どのような種類があるのか、といった疑問が浮かぶことでしょう。

そこで今回は、美味しい日本酒を見つける方法やおすすめのランキングについてご紹介します。

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目次

初心者向けの日本酒選び方

一口に日本酒といっても、その種類は実に多岐にわたります。

そのため、どのタイプの日本酒が飲みやすいのか、初めての方にとっては分かりにくいこともあります。

日本酒の世界は奥深く、その多様性は初心者にとっては迷いやすいものかもしれませんが、実は飲みやすい日本酒を見極めるのには、いくつかのポイントがあります。

ラベルからの情報

日本酒のラベルには、重要な情報が記載されています。

例えば、原材料名や精米歩合、製造時期、保存または飲用上の注意点、アルコール分や清酒であること、内容量などが挙げられます。

これらの情報を見ることで、日本酒の特徴や味わいを推測することができます。

原材料名と精米歩合

まず、ラベルに記載されている原材料名と精米歩合をチェックしましょう。

日本酒の原材料は、米・米麹・水・酵母の4つであり、それぞれのバランスが味わいに影響を与えます。

精米歩合は、原料米を精製する際にどれだけ外皮部分を削るかを示す指標であり、削られるほど純粋な味わいが期待できます。

製造時期と保存方法

次に、製造時期と保存方法に注目しましょう。

日本酒は、収穫された米を使って醸造されますが、その時期や状況によって味わいが異なります。

また、日本酒は適切な温度や湿度で保存されることが重要です。

ラベルに保存方法や賞味期限が記載されている場合もありますので、そちらを参考にしてください。

日本酒の甘辛の基準となる「日本酒度」を知る

KUBOTAYA 参照

日本酒度は、その酒の辛口や甘口を判断する上で重要な要素です。

一般的に、アルコール度数が同じ場合、日本酒度-3.5から -5.9が「甘口」-1.5から-3.4が「やや甘口」+1.5から+3.4が「やや辛口」+3.5から+5.9が「辛口」とされています。

中には、日本酒度が+10を超える日本酒もあり、「超辛口」と呼ばれることもあります。

甘口の方が飲みやすいかというと一概にそうでもなく、甘すぎて濃厚な場合苦手な人もいると思います。

初めて方が飲みやすい甘口の日本酒を紹介しています。『日本酒初心者におすすめの甘口銘柄ランキング』 

まとめ

これらのポイントを踏まえて、日本酒のラベルを読み解くことで、初心者でも飲みやすい日本酒を見極めることができます。

ただし、各蔵や商品によって表示の仕方が異なる場合があるため、実際に試飲して自分の好みを見つけることも大切です。

初めて日本酒を選ぶ方におすすめなのは、純米酒や吟醸酒です。

これらは比較的まろやかで飲みやすい味わいが特徴です。

日本酒のラベルには、純米や吟醸といった表記がありますので、そちらを参考にすると良いでしょう。

また、お酒の量やアルコール度数も重要なポイントです。

自分の体質やお酒に対する強さを考慮して選ぶと良いでしょう。

日本酒の種類と違いをチェック

日本酒には、純米酒、吟醸酒、大吟醸酒などさまざまな種類があります。

それぞれの特徴や違いを理解することで、自分に合った日本酒を見つけやすくなります。

純米酒は、酒造りにおいてもっとも基本的な製法で造られ、まろやかな味わいが特徴です。

純米酒の無濾過生原酒の美味しい日本酒を紹介しています。『プロが勧める 純米無濾過生原酒』濃くと旨味のある日本酒を堪能下さい。

一方、吟醸酒は、丁寧な製法で造られることが多く、上品で華やかな香りが楽しめます。

また、大吟醸酒は、最高級のお米を使用して造られるため、その味わいは非常に洗練されています。

おすすめの日本酒ランキング

さて、お待ちかねのおすすめの日本酒ランキングです。

ここでは、専門家が厳選したおすすめの銘柄をご紹介します。

彼らが選ぶ日本酒は、それぞれが独自の個性を持ち、その味わいは一度飲んだら忘れられないものばかりです。

ぜひ、ランキングを参考にして、自分に合った日本酒を見つけてみてください。

飲みたい日本酒 IWC SAKE部門 チャンピオン

日本酒 IWC SAKE部門 チャンピオンとは、

IWC SAKE部門は、日本酒の品質と魅力を世界に発信するための重要なイベントです。

この品評会に参加した日本酒は、その品質の高さと多様性を証明し、世界中の愛好家や業界関係者に対して魅力的な選択肢を提供しています。

ぜひ、IWCの受賞酒を試して、日本酒の奥深さと魅力に触れてみてください。

日本酒専門家が選ぶおすすめ銘柄

日本酒専門家が選ぶおすすめの銘柄は、その品質の高さや独自の味わいが評価されています。

彼らが厳選した日本酒は、そのどれもが一味違った魅力を持っています。

例えば、地酒や特定の酒造メーカーの代表銘柄など、多岐にわたる選択肢があります。

飲みたい日本酒 2023年世界酒蔵ランキング

世界酒蔵ランキング」は、2019年にスタートした、日本酒の酒蔵を格付けするプログラムです。

その年に開催された有力な日本酒コンテストの受賞実績をポイント化して酒蔵ごとに集計し、獲得ポイントの上位50位を発表しています。

「世界酒蔵ランキング」は、日本酒を選ぶ時のガイド役となることを目指しています。

受賞実績の対象となるコンテストは、出品数・受賞数・審査員・審査方法などが開示され、プロフェッショナルな審査員が厳正に審査している信頼性の高いコンテストのみ。

2023年のランキング『日本酒 2023年世界酒蔵ランキング

地酒の魅力と選び方

地酒とは、地元の酒造メーカーが地元の米や水を使って醸造される日本酒のことを指します。

地酒はその土地土地の風土や気候、水質などの影響を受けており、その土地ならではの独自の味わいが楽しめます。

地酒を選ぶ際には、その土地の特徴や酒造メーカーのこだわりなどを考慮して選ぶと良いでしょう。

精米歩合80とは

日本酒はお米の外側を削って中心部分を使って醸されるお酒です。

「お米をどこまで削ったか」を表すのが精米歩合です。

精米歩合が80%というのはお米の周りを20%削ったお米を使っているということです。

普段私たちが食べる白米は大体精米歩合は90%から92%ほどです。

一般的な純米酒が精米歩合65%程度であることから考えても精米歩合80%というのは、食べるお米に近い状態のお米で醸したお酒だと言えます。

純米酒を極める 精米歩合80%の純米酒

伝説の酒造米「亀の尾」の復活

伝説の酒造米「亀の尾」は漫画『夏子の酒』で知りました。漫画では「亀の尾」の復活は新潟県の久須美酒造が中心に描かれていましたが、山形県の鯉川酒造も同時期に復活栽培に尽力した様です。

もともと「亀の尾」は穂丈が高くなりすぎるので倒伏しやすく、科学肥料を使うと極端に米が脆くなる栽培が難しいお米です。

現代の農法は多く収穫され科学肥料で育つお米が主流で栽培されなくなった経緯があります。

伝説の酒米として有名になりこれを使えば自動的に良い酒が出来る様に思う人も多い様ですがこのお米は酒造好適米に指定されていない事からわかる様に作りにくいお米です。

純米酒を極める 酒造米へのこだわり

日本酒 全量純米蔵

全量純米蔵を目指す会とはこのブログ「家飲み 日本酒 純米酒を極める!」紹介した「純米酒を極める」の著書で酒造技術指導の上原浩さんの訓えを実践する会です。

一部重複しますが、上原浩さんは蔵元交流会常任顧問、日本酒サービス研究会(SSI)最高技術顧問等を歴任され「日本酒界の重鎮」、「生き字引」とも言われたが、大変な「毒舌家」としても知られています。

全量純米蔵を目指す会の想い

日本酒の酒文化を次の世代の残していくよう努力されている会の想いが以下のメッセージに込められています。

酒造りを生業とする蔵元が、酒造りの魅力と共にその技を次世代に伝えていくためには、互いに連携し、切磋琢磨しあうような健全な仲間同士となって、日本酒業界全体を元気にしていく必要があります。

一蔵だけで、「旨い純米酒ができる」と叫んでも意味はありません。

全国各地の蔵元たちが皆それぞれに、情報を交換しあい、純米酒造りの技術を学びあうことによって、 それぞれの酒の個性を生かし合い、酒全体の品質を高めていく。

この蔵元同士の努力があってこそ、消費者の皆様に美味しいお酒を飲み続けて頂くことができる、と考えています。

本会は「参加の蔵自らが優良な純米酒を造り、販売することにより、蔵として、企業として確固たる基盤を持ち、酒造業を永続的に続けることが出来る蔵になることを通じて、日本酒業界へ優良な酒蔵のモデルを提示すること」を目的としております。

現在、全量純米蔵を目指す会の会員は21蔵。

そのメンバーは、現在「全量純米」を醸している蔵、および「今後5年間で全量純米への転換を目指す蔵」と限定されています。

全量純米蔵を目指す会幹事からのご挨拶  抜粋

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