チーズはどこへ消えた? / スペンサー ジョンソン
今回、紹介する書籍はスペンサー・ジョンソンの『チーズはどこへ消えた?』です。
この本を読むきっかけは、『本田健の書斎探訪 ―知的経済自由人の生き方』でキャリアアップの本として本田健さんが紹介されていたのがきっかけです。
電子書籍版では、インタビュー記事のみで本田健さんが紹介されていた本は掲載されていなかったので、再度メルカリで取り寄せ随時読んでいるところです。
本田健の書斎探訪で紹介されていたキャリアアップの本
誰でも天性の才能を持っている。その天性の才能を伸ばし、徹底的に活かす、それが成功への近道。成功を収めている人の共通点は、すべて自らの才能を熟知し、それを活かしている点にある。
本田健の書斎探訪
言わずと知れた本田技研工業株式会社の創業者であり、優れて技術者である著者の魅力あふれる良書。既成概念にとらわれず、物事を大きく俯瞰して見ることの重要性を伝える。
本田健の書斎探訪
国際的なリーダーシップ研究者であるスティーブン・コヴィーが綴る成功の秘訣。真の成功を果たすには個人としての有効性と職業としての有効性をバランスよく備えることが重要
本田健の書斎探訪
数多くの外国人エクゼクティブアシスタントとして活躍し、米国秘書検定マネジメントコースの講師も務めている著者が、気がきく、すなわち相手の立場にたって考えることができる人になるための秘訣を公開。
本田健の書斎探訪
自分で自分の殻をつくってしまっていないか?失ってしまった自分を取り戻したくないか?本書に書かれている簡単なワークを継続して行うだけで、十分に可能である。
本田健の書斎探訪
「モーニング娘」をはじめとした、数々のミリオンセラーをてがけてきた音楽会の鬼才・つんく♂が解き明かす「誰もが一番になる方法」
本田健の書斎探訪
大雪のため足止めを食らった空港で偶然知り合った老人と「私」との対話で物語は進行する。老人の含蓄のある言葉や態度に、「私」の考え方や心構えが揺さぶられ、少しずつ変化していく。
本田健の書斎探訪
成功したくていろいろ挑戦するものの、すべて三日坊主に終わってしまうダメダメサラリーマンの主人公のもとに、関西弁をしゃべるゾウの姿をした神様“ガネーシャ”が現れ、与えられた課題を戸惑いながら実践していく。
本田健の書斎探訪
それは54年ぶりの運命の再会だったー。公園のベンチで幼なじみのジムと隣り合わせたマックスは、仕事も財産もすべて失い変わり果てた友人に、祖父から聞かされた「魅惑の森」の物語を語った。
本田健の書斎探訪
あなたは自分の小さな「箱」に入っていないだろうか?身の回りの人間関係のトラブルは全て自分で引き起こしているのである。
本田健の書斎探訪
暗記するのは大いに苦手。最近、「アレ」「ソレ」など物忘れが激しい。そんな記憶するのが苦手な人必見。
本田健の書斎探訪
1世紀以上も読み継がれてきた、すべての自己啓発本の基となった伝説のバイブルともいうべき名著。「環境は思いから生まれるものである」。このシンプルな思想に立ち返ることで、いかなる困難な問題に直面しても前むきに捉えなおし、次の一歩へと踏み出すことができる。
本田健の書斎探訪
世界ナンバー2のセールスウーマンが教える話し下手なあなたに送る、上手な話し方がわかる本。あなたの気持ちをしっかり伝えらる言葉の使い方を手に入れ、もっと話すことを楽しめる人生に
本田健の書斎探訪
正しい目標設定が出来れば普通の人が一生かけて達成することを数か月で成し遂げることができる。ブライアン・トレーシーが唱える勝者として一生を過ごす黄金のシステム。
本田健の書斎探訪
チーズはどこへ消えた?
この本はアメリカの作家であり、医学博士、心理学者でもある著者によって執筆されました。
著者は南カリフォルニア大学で心理学の学士号を取得し、さらにアイルランド王立外科医学院で医学博士号も取得しています。
彼は医療関係者として心臓ペースメーカーの開発などに携わる一方、『1分間マネジャー』など多くのビジネス書を執筆し、企業やシンクタンクでビジネスパーソンの指導にもあたりました。
ハーバード大学のビジネススクールでフェローを、ケネディスクールでアドバイザーを務めるなど、そのキャリアは非常に多彩です。
この書籍は、単純なメッセージを持っており、「変化に対応せよ」というシンプルなメッセージが主題です。
この本は、自己啓発本の一環として位置づけられており、骨太の教養本とはやや異なるかもしれませんが、その自己啓発本としての影響力は非常に大きいと言えます。
本書は「チーズ」という要素を通じて、自分の望むものを手に入れるための実用的な教訓を提供しています。
ただし、この本は「望むものを手に入れた場合、幸福になれるのだろうか?」や「チーズを追い続ける人生にはどのような意味があるのだろうか?」といった哲学的な問いに対する答えを提供するものではありません。
むしろ、変化を恐れず、常にマーケットの変化に適応し、利益を上げ続ける必要のある一般的な企業のビジネスパーソンに向けた実用的な本です。
この書籍で印象的なのは、語り手たちが「変化は怖いか?」という問いに1人しか同意しなかったのに対し、「変化を怖がっているか?」という問いには全員が同意したことです。
このことから、人は自分の価値観や視点に基づいて変化を評価し、他者に対して押し付けがちであることがうかがえます。
結局のところ、人々の「チーズ」は少しずつ異なり、自分の価値観を他者に押し付けている側面があるのかもしれません。
ただし、自分に取っての「チーズ」に縛られず、広い視野を持ち続けることが重要であり、新しい考え方や変化を恐れずに受け入れる必要があると著者は示唆しています。
仕事においても、常に先例に頼りすぎず、自分で問題に向き合い、解決策を見つけるために悩むことが大切です。
困難な状況に立ち向かう際、自分を危険に晒すことなく、大きな仕事を達成するためには、小さな心配事に囚われず、自分の視野を広げる必要があります。
このような余裕を持つことが、成功への鍵であり、大きな目標に向かって進むためには、困難を克服する強さと柔軟性が必要です。
どんなに小さな問題にも怖気づかず、新しいアイデアや変化に対して開かれた心を持つことが、ビジネスにおいても個人的な成長においても重要です。
コメント
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[…] この本を読むきっかけは、前回同様『本田健の書斎探訪 ―知的経済自由人の生き方』でキャリアアップの本として本田健さんが紹介されていたのがきっかけです。 […]