家飲みでは、お店で飲んだ日本酒や酒蔵や酒店で買った全国の美味しい地酒を厳選して紹介します。
播州一献 三 笑 現代風にアレンジ
播州一献や老松の酒造は兵庫県宍粟市にあります。
今回は播州一献の酒蔵の山陽盃酒蔵株式会社の直営店を訪れました。
直営店は旧山崎商店街にあり、現在は一方通行のため、姫路から国道29号線で山崎方面に向かい、中広瀬北の信号を左折し、旧商店街(さつき通り)に入っていきます。
商店街を1kmほど車で進むと播州一献の山陽盃酒蔵株式会社と老松の老松酒造の直営店が向かいあわせにあります。
駐車場は直営店の前に3台程度駐車出来ますが連休に訪れたので、金沢ナンバーや大阪ナンバーなど遠くから訪れていました。
店で商品を見ている時も駐車待ちの方もいました。
山陽盃は江戸末期の天保8年に宍粟市で創業した老舗の酒造メーカーです。
以前にも紹介しましたがだが、2018年11月の火災で築180年の蔵が全焼するなど、1500平方メートルほどが焼失し、製造が一時中断しました。
幸い負傷者はなく酒造タンクがある仕込み蔵の被害が軽かったため、ほどなく再開しています。
そして焼け残った柱・梁・外壁などを再利用し、見慣れた以前の姿へと再建が完了しています。
そして火災後の2020年4月に今回紹介している直売店をオープンしています。
山陽盃酒蔵 三 笑
事前のホームページで情報として知っていましたが、直売店では播州一献などの試飲も出来ましたが、運転もあり今回は諦めました。
冷蔵ケースに多くの播州一献が陳列されていましたが、本日は宍粟市でしか買えないと表示されていた「三笑」を購入することにしました。
この「三笑」は、もとは酒蔵・本家門前屋の銘柄だったようで、醸造から撤退したため40年間製造されていなかった幻の品だそうです。
それを、宍粟で現存する山陽盃酒造と老松酒造でそれぞれ復活させたそうです。
今回は山陽盃酒造のみの訪問でしたが老松酒造では食事も出来る様なので次は食事も兼ね老松酒造に訪れたいと思います。
名前の由来
中国に「虎渓三笑」という故事があります。
これは「隠居し、二度と虎渓の橋より外に出るまい」と誓った人を友人2人が訪ねたのですが、虎渓まで友人を見送りながら話していたら話が盛り上がりすぎて、虎渓をとうに過ぎており三人で大笑いしてしまった。
転じて話が架橋に入り夢中で話し込むと時間や場所、立場や思想の違いも忘れ、意気投合して談笑を楽しむという意味です。
そんな楽しい名前がついたお酒ですので、ぜひご友人と盃を交わし虎渓三笑してください。
生酛造りでシャープな酸の味から甘味とコクが口に広がりました。この時期なので冷酒で頂きましたが、蔵元がお燗も勧めるのは旨味の広がりからだと思います。
名称 | 三 笑 純米生酛 |
商品説明 | 兵庫県産兵庫夢錦100%で醸した生酛造りによるコクと深みを表現しています。 |
容量 | 720ml |
原材料 | 原料米 兵庫夢錦 兵庫産 |
精米付合 | 65% |
アルコール度 | 15度 |
お召し上がり方 | 冷 酒からお燗 |
時代が流れインターネットで多くの情報を手に入れれる様になりました。
美味しい日本酒を飲んで楽しい時間を過ごすのであれば、作りての物語も一緒に味わう様になりました。
山陽盃酒蔵株式会社 | 住所 兵庫県宍粟市山崎町山崎28 |
酒 銘 | 播州一献 三 笑 |
ホームページ | http://www.sanyouhai.com/ |
創業年 | 1837年(天保8年) |
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