安心・安全な食材宅配で家飲みを変える。
有機野菜宅配のパイオニア
旬の野菜を有機栽培、無農薬栽培で育てた創業40年以上の野菜宅配の老舗ブランドを紹介します。
日本は海外と比較して、食材の品質に対して消費者の関心は高いのですが、それとは裏腹に有機野菜の市場規模は極めて小さいのが実情です。
たとえば、アメリカのオーガニック市場は4.8兆円、EUは4.0兆円、ドイツやフランスなどがそれぞれ1兆円程度と言われています。
これに対して、日本のオーガニック市場は農林水産省によるとわずか1300億円です。
人口規模から考えても、日本のオーガニック市場は少なくとも1兆円あってもおかしくありません。
ですから、市場規模がまだ小さいぶん伸び代が大きいと言えるでしょう。
オーガニックに興味があっても、有機野菜は値段が高いことは否めません。
市場規模が大きくなることで割安にはなっていくと思います。
生産基準
このブログのテーマ「我が家で楽しむお酒と食事」にピッタリの食材です。
今回紹介する大地を守る会は、オイシックス・ラ・大地株式会社のブランドです。
SDgsブログ「農水省 有機農法推進」で紹介したとおり、農林水産省は、みどりの食材システム戦略で2050年までに有機農業の耕作面積100万ヘクタール 耕作面積の25% (現在約1%)を示しました。
『沈黙の春』が、1962年に出版され、農薬などの化学物質の危険性が訴えれた後、大地を守る会は、1975年8月、農薬公害の完全追放と安全な農畜産物の安定供給」をめざして誕生しています。
大地を守る会が誕生した背景には、生産性向上を第一義においた戦後日本農業の「近代化」に対する重大な反省がありました。
現在も続く農薬・化学肥料の多用が引き起こす、生産者・消費者双方の健康を害や生態系・自然環境の破壊について早い時期から警鐘を鳴らしていました。
大地を守る会は、人間の生命行為の根幹をなす「食」の大切さを自覚し、「食」を生産する農業・漁業・林業などの第一次産業の価値が正当に評価される社会の実現をめざしています。
そのためには、第一次産業に対する都市生活者の理解と支援を得ることが必要と考え、生産者と消費者の「顔の見える関係」づくりに努めています。
こうした活動の上に立って、大地を守る会は、生産者とともに有機農業を広げるために、地域の気候、風土に合わせた独自の「大地を守る会有機農産物等生産基準」を制定しています。
日本の気候・風土の特性を活かし、生産者が主体的・意欲的に取り組める農業のあり方を示す生産基準をめざしています。
大地を守る会の生産基準は、他社比較すると厳しい基準と言われています。その理由は、安心安全に強い思いを持った生産者と共に作り上げた基準だからです。
お客様のお声はもちろん、野菜のプロが目利きをし、生産者へフィードバックしているようです。
神経質にはなりすぎず、それでも安心・安全な食べ物を口にすることは、健康で豊か生活を送る上では欠かせません。
「有機栽培」「オーガニック」などのキーワードが注目される前から、着目し、同じ思いを持った生産者と共に、安心安全な生産方法を思考錯誤して現在のスタイルを築き上げています。
共に「有機野菜・オーガニック野菜」を広げてきた八百屋として、大地を守る会は生産者との強い絆で結ばれています。
にほんブログ村
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] 日本においても農水省が「みどりの食材システム戦略」にて有機農業の推進目標を掲げていることはこのブログ「SDGs 日本 事例 農水省 有機農法推進」「安心・安全な食材定期宅配サービス」でも紹介します。 […]