気きばりのツボ/山崎 拓巳/サンクチュアリ出版
お勧め本紹介では今までに読んだ本の中で自分なりのお気に入りの本を紹介したり、人に紹介してもらって今後読みたいと思っている本なども紹介していきます。
今回紹介する本は大学時代から起業され成功し多くのビジネスを展開しながら、人に成功体験や生き方について約50冊、累計150万部のベストセラー作家の山崎拓巳さんの著書です。
著者山崎拓巳氏の才能は凄く20代の頃から多くの聴衆の前で講演をされていました。
私も若い頃の山崎巧巳さんの講演に参加する機会がありました。
流暢な語り口の講演内容は面白く、途端に引き込まれていき、講演後には何かやる気をもらい帰ったことを思い出します。
この本のまえがきには、山崎さんは学生時代人間関係に自信がなかったと書かれていました。
その事を克服するために気くばり上手な人たちを研究してその行動パターンのマネを始めたと記されていました。
人は人との出会いで成長するという定説を実践された方だと思います。
本書では、世間一般で考えられる気くばりが正しいとは限らないという視点で、自分自身を取り巻くすべての人たちと「うまくやっていく」ための事例を語られています。
ビジネスの成功者たちが習慣にしている「気くばりのツボ」をコンパクトにおさえ、分かりやすく解説した本となっています。
頭では分かっていたとしても実際に行えることは別のことです。
それぞれのコツを実践すれば、人間関係が大きく変化する可能性を秘めていると感じました。
人間関係を円滑にする
この本で紹介されている事例は日常でもすぐに実践できる内容が多く書かれています。
山崎さんは本書で、『自分が気くばりをすることで、周りになんとなく喜ばれるようになる。すると自然に気くばりが身に付いていく。そして自分が変わっていくし、周囲も変わっていく』と語っています。
相手に喜ばれるツボを“仲間を増やすツボ”・“自分を知るツボ”・“場を盛り上げるツボ”・“人をたてるツボ”など具体的な内容で紹介しています。
その中で“すみやかに和解するツボ”。など人間関係悩む人にもスキルとして身につけることで生きやすくなるコツもあります。
前回の「幸せになる勇気」でも人の悩みは、対人関係がほとんど説明されています。
仕事でもプライベートでも、コミュニケーションは欠かせないもので対人関係に悩まれる方には解決方法が多く紹介されています。
この本で人付き合いの中でどのような気配りをすべきかのヒントを得て、対人関係に生かしていけると感じています。
対人関係に悩みを抱えている人にとっては、意外と身近なところで解決の糸口が見つかるかもしれません。
そして、少しずつ実践していけば、いつのまにか自分にも変化が出来ると思います。
この本の主な効用
1会社の上司・同僚、取引相手、友人、家族など、あらゆる人たちとのコミュニケーションを快適にする。
2出会いのチャンスを増やし、交友関係を広げていく。
3周囲からの注目度がアップし、重要な人物になる。
実践内容の紹介
具体的本書の内容になりますので、必要なければ控えて下さい。
・誰かと会ったら「どこか変わった所はないか」をチェック
・「最近頑張ってますね」を口癖にする
・オウム返し は効果的
・効果的に見つめ、気楽に目をそらす
・仲良くなりたい人には簡単なお願いをしてみる
・良いと思ったらすぐ発信してみる
・どう感じているのか言う癖を身につける 「うまく伝えられるかな」「誤解されたらと思うと不安」 など
・話す時も聞く時も脳内で映像化するイメージを持つ
・買い物に行く時は誰かにプレゼント出来るものがないかも探す。相手が気兼ねしないよう心がける。
・1人で何かをする時、誰かを呼ぶクセをつける。
コメント