家飲み厳選日本酒では、お店で飲んだ全国の美味しい地酒を紹介します。
今回は姫路市にある『だんだん』で頂いた日の丸醸造が醸す「 飛露喜 純米酒 無濾過生原酒」を紹介します。
「だんだん」は姫路塩町にある樅ビル 1Fの一番奥にあり、隠れ家的なお店です。
お料理のメニューは多くありませんが、板前さんの手塩にかかった創作割烹が食べられるお店です。
日本海の海の幸や鳥取の郷土料理が頂けます。
廣木酒造本店
1990年代末NHKのドキュメンタリー番組で、酒蔵を続けていくことに悩む廣木酒造の姿が放映された。
これをきっかけに、専門小売店との取引が始まり蔵元の苗字「廣木」をあてた新銘柄「飛露喜」が誕生。
無濾過生原酒のブームにも支えられ、2000年代初頭には入手困難な銘柄として一気にスターダムに登りつめた。
また技術力や安定感の高さは、県内だけでなく東北各県の若手蔵元が目標とする存在になっている。
元来の銘柄は「泉川」で「飛露喜」デビュー後も地元向けの製品を造っていたが、近年は特定名称のもう一つのラインアップとして、この銘柄での出荷も行なっている。
SAKE TIME 参照
飛露喜 純米酒 無濾過生原酒
「飛露喜 純米酒 無濾過生原酒」は、日本酒好きにはたまらない、飲みごたえのある酒です。
酒米「山田錦」と「五百万石」をブレンドし、無濾過で生原酒の状態で出荷されることで、フルーティーで香り高く、力強く爽やかな味わいが特徴です。
『飛露喜』は「無ろ過生原酒」の先駆けとして生まれた日本酒
「飛露喜」は無ろ過生原酒の先駆けとして知られる、米処福島の代表的な日本酒銘柄です。
無ろ過生原酒とは、もろみ(醪)を搾ったままの原酒を、ろ過や火入れ、加水を行わずに瓶詰めしたお酒のことです。
無ろ過生原酒の日本酒については、このブログの「無濾過生原酒のブログ」で紹介した鳥取県智頭町の美味しい料理と日本酒が飲める「真 菜 板」の亭主杉田衛保さんは、マリアージュで楽しむ純米無濾過生原酒16本という本を出版されています。
通常の日本酒造りの工程では、原酒から細かい固形物や酵母などを除去したり、色や香味を整えたりする目的で2度のろ過を行います。
また、酵素の働きを止めたり火落ち菌を取り除くために、貯蔵前と瓶詰め前の2回にわたっての加熱処理を、さらに、アルコール度数や香味のバランスを整えるために加水処理を行います。
こうした数々の工程によって、「原酒」から一般的な「日本酒」製品になるわけですが、淡麗辛口が全盛の時代に、あえて
◇無ろ過:ろ過をしない
◇生:火入れをしない
◇原酒:加水(割り水)をしない
という製法を採用した「飛露喜」は、当時は珍しかった「無ろ過生原酒」を日本酒の新潮流として確立。
現在もブームの牽引役として愛飲家の注目を集めています。
艶やかな甘みとコク、旨味と共に弾けるのはフレッシュな香りがします。
日本酒好きの方からは、「飛露喜 純米酒 無濾過生原酒」が、飲みごたえがある上品な味わいと、フルーティーで香り高い印象が好評であるという声が多く聞かれます。
また、生原酒ならではのフレッシュな味わいが楽しめるため、新鮮さを重視する方からも支持されています。
口当たりもなめらかで、後味がすっきりとしているのも特徴のひとつです。
冷酒やぬる燗など、いろいろな温度帯で楽しむことができるため、季節やシーンに合わせて楽しめるという点も魅力的です。
名称 | 飛露喜 特別純米 無濾過生原酒 |
商品説明 | 飛露喜オブ飛露喜 飛露喜はこの無濾過生原酒から始まりました。 名前の由来は自身の名字「廣木」を、「飛露喜」とし「喜びの露がほとばしる」という意味を持たせました。 |
容量 | 1800ml |
原材料 | 山田錦・五百万石 |
精米付合 | 精米歩合55% |
アルコール度 | 16.5度 |
お召し上がり方 | 冷酒 |
時代が流れインターネットで多くの情報を手に入れれる様になりました。
美味しい日本酒を飲んで楽しい時間を過ごすのであれば、作りての物語も一緒に味わう様になりました。
廣木酒造本店 | 福島県河沼郡会津坂下町字市中二番甲3574 |
酒 銘 | 泉川 飛露喜 |
ホームページ | |
創業年 | 文政年間(1818~1830年) |
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コメント
コメント一覧 (1件)
[…] 東北には美味しい日本酒が沢山あり、福島県の地酒に関してこのブログでは、『飛露喜』や『寫樂』・『奥の松』・『奈良萬』を紹介してきました。 […]