家飲みでは、お店で飲んだ日本酒や酒蔵や酒店で買った全国の美味しい地酒を厳選して紹介します。
今回は「飲みたい日本酒 IWC SAKE部門 チャンピオン」で紹介した2007年チャンピオンの鶴乃里 山廃純米限定酒を取り寄せて飲んだ感想を紹介します。
姫菊合資会社 鶴乃里
「菊姫」は一千有余年の伝統がある老舗酒蔵の様です。
奈良時代以来、白山宮の神酒として醸造され、すでに室町時代には、「加賀菊酒」(菊姫の古称)と呼ばれ、天正年間(1573-1592)、屋号「小柳屋(おやなぎや)」として創業です。
原料米、麹、酒母、醪、ブレンド、熟成等、各工程におけるそれぞれの専門家「マイスター」によって厳密に管理された酒造りをされており、特にお燗や熟成により花開くふくよかな味わいは唯一無二の存在です。
最高の酒米・兵庫県三木市吉川町産の特A地区山田錦をほぼ100%使用しています。
兵庫県県外に特A地区山田錦が出荷されたのは「菊姫」が初めてだそうです。
「山廃仕込」復活させ、時代に流されず「濃醇旨口」を貫き通しているブレない酒造りの蔵元です。
出荷量3000石なのに貯酒量9000石の2年〜5年の熟成酒を持ち、ブレンドによる酒質の安定を維持している超こだわりの熟成蔵元です。
鶴乃里 山廃限定純米酒
鶴乃里は、熟成にも重きを置いたお酒になり、ヴィンテージごとの限定商品となります。
ラベルの色は3種類あり、年ごとにラベルの色は変更となります(赤→黒→青→赤→…)。
熟成させて年ごとに味わいも変わり、3種類のラベルを飲み比べるのもオススメの様なのでまた購入したいと思います。
上立ち香は見事な山廃香が広がります。
口に含むと味のふくらみと厚みがあり、米の味わいはどこまでも深い日本酒です。
純米らしいコクや旨味を持ちながらキレもあります。
バランスが良く、飲むほどにふくよかさを増していき食中酒として、濃いめの料理に合うように思います。
名称 | 鶴乃里 |
商品説明 | 毎年開催される世界最大規模のワインコンテスト「I・W・C(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)」は2007年にSAKE(日本酒)部門を新設しました。 「鶴乃里」はその新設された時の栄えある 初代チャンピオン・サケ(最優秀賞)を受賞しております。 菊姫特注の醗酵タンクで、吟醸酒同様のきめ細かな温度管理のもと醸されます。 じっくり熟成させて、旨味を乗せています。 だから、ほんのり黄金色 山廃仕込み |
容量 | 720ml |
原材料 | 麹米: 掛米: 兵庫県特A地区産山田錦100%使用 |
精米付合 | 精米歩合65% |
アルコール度 | 16度 |
お召し上がり方 | 冷酒 常温 熱燗 |
時代が流れインターネットで多くの情報を手に入れれる様になりました。
美味しい日本酒を飲んで楽しい時間を過ごすのであれば、作りての物語も一緒に味わう様になりました。
菊姫合資会社 | 住所 石川県白山市鶴来新町タ8番地 |
酒 銘 | 鶴乃里 |
ホームページ | https://www.kikuhime.co.jp/ |
創業年 | 天正年間(1573~1592) |
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