このブログ「介護 役立つ情報」では、事業所選びだけでなく介護に関する時事ニュース情報もお伝えしています。
デイサービスでワクチン接種が可能と示されました。早期に対応できるデイサービスが選ばれるサービスです。
デイサービスでワクチン接種=介護報酬を算定可 送迎可 厚労省通知
「通所系サービス事業所で高齢者のワクチン接種を実施する場合、介護報酬の取り扱いはどうなるのか?」
例えばインフルエンザワクチン接種などはその時間介護報酬は算定出来ません。
今回、厚労省はこの問いに、通常の取り扱いとは別に「重症化リスクの高い高齢者に迅速に実施する必要がある」と説明しています。
その観点から「コロナワクチン接種に伴う業務は介護保険サービスとして提供されているものと」と回答が通知されました。
詳細は以下の通知文を参照下さい。
介護保険最新情報のVol.963で自治体、現場の関係者に周知した。
送迎減算も適用しない
通常は通所介護利用途中の病院受診やインフルエンザ等ワクチン接種など病院受診の場合、送迎は減算されます。
この点についても減算しない取り扱いとなります。
定員超過の問題
コロナワクチン接種の為、もともと利用日でない人がワクチン接種の為だけにデイサービスを利用した場合も算定可の取り扱いとなっています。
その場合利用定員の超過も予想されますが、その点については、今回の通知文書では触れられていません。
その点については「新型コロナウイルス感染症に係る介護サービス事業所の人員基準等の臨時的な取扱いについて」で繰り返し更新通知されています。
ま と め
日本のワクチン接種が予定より遅れている中、ワクチン接種率が高いイギリスでは感染者数が目に見えて下がっています。
各自治体で高齢者のワクチン接種に向けたシュミレーションを医療従事者のワクチン接種で試みています。
多くの高齢者(特に地方)はテレビからの情報の影響が強く、早い時期のワクチン接種を望んでいます。
ワクチン接種に関する案内が自宅に届いた高齢者は主治医に相談に駆けつける状況が各地で起こっています。
入所系施設に関しても入居者のワクチン接種の進め方について各市町より案内とヒアリングが行われています。
高齢者の要介護者へのワクチン接種に今回デイサービスや訪問介護を利用できる措置は妥当な選択です。
この様な措置が示され、本格的なワクチン接種は5月以降が想定されています。
今からオペレーションの準備や市町・ケアマネと連携し対策できるデイサービスが選ばれるデイサービスだと思います。
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