介護について考えたとき…まず何からしたらいい
このブログは「介護に関するお役立ち情報」をお伝えしています。
ご覧いただいていているあなたは、何らかの形で身近な人に介護が必要になって閲覧頂いていると思います。
いつから介護が必要かは誰にも分かりませんが、高齢の身内がいるとある日突然、痛みや怪我などから生活が一変することがあります。
同居や近くに住んでいると都度、行政や居宅介護支援事業所等関係先に相談出来ますが離れて住んでいると帰省の度に行うことが多くあります。
離れた場所からでも情報を集めることは沢山できます。
まずは、かかりつけ医を作る
親のタイプによりますが、日頃元気でいると病院に行く習慣のない人も多くいます。
定期的に健康について相談出来るかかりつけ医(主治医)を作っておくと、継続して診てもらうことになります。
日頃から診て貰っていると変化に気づいてもらえますし、悪いところも見つけてもらいやすくなります。
定期検診や予防接種等、元気なうちにかかりつけ医を見つけて貰っておきましょう。
また、大きな病院での検査や入院の際も紹介状が必要です。かかりつけ医がいれば、精密検査や入院時にもすぐに紹介状を書いてもらえます。
病状にあった病院も分かった上で適切な病院を紹介してもらえます。
また、介護が必要になる事も想定した場合訪問診療を行っている開業医をかかりつけ医とすることもお勧めします。
事前に病院情報をさがす。
今の時代はインターネットで病院情報はすぐに検索することが出来ます。
そこから身内に合う病院を探すには、ネット情報とお問い合わせ情報があればメール・FAX等で尋ねてみましょう。
突然、訪問もせずにメール・FAX等送付することを失礼だと思い躊躇する場合は診療時間に電話で一報いれて確認しましょう。
大抵開業医の先生は地域の介護事業者や居宅介護支援事業所等とFAX・メールで情報共有を行っています。
今後かかりつけ医となる可能性のある話であるので、余程忙しいとか、事情がない限り時間の空いた時に回答頂けると思います。
今後の事も想定し事前に質問するポイントを整理しておきましょう。
整理しておく情報は以下の様な内容です。
- 「身内の状況」 体調面・家族構成(老夫婦のみ)・将来の課題になりそうな事
- 「望んでいること」 受診が困難になった時の往診。
- 「聞きたいこと」 往診や訪問看護について。薬を届ける居宅療養管理指導など
上記の様なことを書き出して、ポイントを整理しておきましょう。
「かかりつけ医」について参考にしてみて下さい。
地域の居宅介護支援事業所を調べる
かかりつけ医と同様に事前にインターネットで居宅介護支援事業所を調べておくことや居宅介護支援事業所の役割を理解しておくことをおすすめします。
「介護役立つ情報 ケアマネジャー選び」を参考にしてみて下さい。
在宅介護にとってのケアマネージャー(以下、ケアマネ)は、最も身近で頼りになる介護のプロです。
「何かあったら、まずケアマネに連絡する」と言うご家族も多く、サービス事業所も利用者状況はまずケアマネに報告します。
家族にとって在宅生活でのお困りごとを相談し、コミュニケーションの頻度も高いのがケアマネです。
介護がはじまり家族や本人を思いをうまく汲み取って貰えなければ関係性で悩まれる家庭もあります。
在宅介護に関する経験を綴ったブログなのど参考にケアマネの役割など参考されてもいいと思います。
【参考ブログ】
「ケアマネ次第で介護は変わる!うまく付き合う5つのポイント」
まとめ
日頃忙しく生活を送っていると突然の災害や年老いた親の体調変化に戸惑うことも多くあると思います。
災害や年老いた親の体調変化はいつ起こるか分かりませんが起こる可能性が高いもの知り、情報を集め準備出来る事も沢山あります。
想定外の災害とよく報道で伝えらることもあります。
全く想定していなくて準備しないのと想定し準備していたがそれ以上の事が起こってしまったのでは、その後の対処の仕方が大きく変わってきます。
必ず人は年を取り、久しぶりに会うと変化に気づくことは多くあると思います。
年老いた生活は誰もが通る道ではありますが、元気で自信に満ちた生活を送られていた方こそ、変化を受け入れにくいものです。
医療や介護の制度は使えるサービスや携わる人の職種等を知っているだけでも生活環境は大きく変わってきます。
親のことではあってもいずれ自分も通る道と考え自らの事も想定して準備してみてはいかがでしょうか。
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