家飲み 日本酒 北秋田 特別純米

家飲みでは、お店で飲んだ日本酒や酒蔵や酒店で買った全国の美味しい地酒を厳選して紹介します。

今回は秋田県大館市の北鹿の『北秋田 特別純米』を飲んだ感想を紹介します。

株式会社 北 鹿

北鹿の歴史

以下の北鹿の歴史は世界鷹小山家グループサイトの抜粋です。

北鹿は現在の大館市にて、本社壜詰工場を建設するなどして集約製造を開始、1986年（昭和61年）に、「世界鷹小山家グループ」に加入しています。

小山本家酒造は全国の日本酒売り上げでもベスト10入りする大手です。

日本酒の年間売り上げが減り続ける中、生き残りをかけ製造元のグループ化を行なっています。

グループ化により全酒類卸売会社による販売や、また人事・労務・経理等の集約によるコストダウンも可能となります。

各地にある酒蔵それぞれの酒造技術や地域特性をそのまま活かすため分社経営を採用しています。

北鹿のある大館市は白神山地や十和田・八幡平の雄大な自然に囲まれ、澄んだ空気と良水、良質なお米が揃った酒造りに適した環境です。

伝統の製法に改良を加えた「秋田流生酛仕込み」をメインにお酒を醸し、豪雪地帯であることを利用した「雪中貯蔵」など、その土地ならではの酒造りを行っています。

順位	企業名	所在地	主力ブランド名
1	白鶴酒造（株）	兵庫県	白鶴
2	月桂冠（株）	京都府	月桂冠
3	宝ホールディングス（株）※1	京都府	松竹梅
4	大関（株）	兵庫県	大関
5	日本盛（株）	兵庫県	日本盛
6	（株）小山本家酒造	埼玉県	金紋世界鷹
7	菊正宗酒造（株）	兵庫県	菊正宗
8	旭酒造（株）	山口県	獺祭
9	黄桜（株）	京都府	黄桜
10	オエノンホールディングス（株）※2	東京都	大雪乃蔵、福徳長

秋田流生酛（きもと）造り

生酛造りは「自然の乳酸菌を利用した、日本酒の造り方」であり、江戸時代から使われている伝統的な醸造方法です。

生酛造りの特徴である、櫂棒でお米をすりつぶす「山卸し」という作業は、蔵人にとってとても重労働でした。

秋田流生酛造りは、櫂棒の代わりに撹拌機を用いてお米をすりつぶすことで、作業負担を減らしながらも生酛造り同様の酒造りが可能になりました。

このようにして自然の乳酸菌を取り入れながら造られる秋田流生酛は、お酒ができるまで時間と手間はかかりますが、独特の奥行きをもった深いコクのある味わいになるため、北鹿では現在でも、この造り方にこだわりをもって醸しています。

北秋田 特別純米

今年の冬は「熱燗に合う日本酒の選び方とおすすめ15選」を参考にお取り寄せをしています。

その記事においても「山廃造り」や「生酛」は熱燗にすると香りが膨らむと紹介されいます。

熱燗にすることで香りが膨らむ「山廃造り」「生酛」

一般的な山廃（やまはい）造り、生酛（きもと）造りのお酒は、ヨーグルトのような酸味（乳酸）と力強い旨み、コク、苦みといった特徴があります。

燗をつけると旨みが増し、まろやかになると同時に、苦みなどを適度にマスキングしてくれるでしょう。

また、お酒に含まれる酸味の中には、冷旨酸（れいしさん）と温旨酸（おんしさん）と呼ばれる、冷やしておいしい酸と、温めておいしい酸があります。

山廃造り、生酛造りのお酒は相対的に酸味が多く、冷たい温度では感じられなかった温旨酸を感じられるのでおすすめです。

一般的にこのタイプの日本酒は、少し熱いと感じる45度前後から、55度前後の熱めの燗までが良いと言われています。

「熱燗に合う日本酒の選び方とおすすめ15選 引用

『北秋田 特別純米』は秋田の素材にこだわり、秋田流きもと仕込みで米の旨みを生かされ地ます。

ふくらみある濃醇な米の旨みが特長で純米吟醸並みの60％まで米を磨き、やや辛口の綺麗な味わいお酒です。

お燗にすると旨味とまろやかが広がり更に美味い酒となります。

名称	北秋田 特別純米
商品説明	秋田の素材にこだわり、秋田流生酛仕込みで米の旨みを生かした、北秋田の特別純米酒です。ふくらみある濃醇な米の旨みが特徴です。
容量	720ml
原材料	麹米：　掛米: 秋田産米使用
精米付合	精米歩合60%
アルコール度	15〜16度
お召し上がり方	冷酒 常温 熱燗

時代が流れインターネットで多くの情報を手に入れれる様になりました。

美味しい日本酒を飲んで楽しい時間を過ごすのであれば、作りての物語も一緒に味わう様になりました。

株式会社 北 鹿	住所 秋田県大館市有浦2丁目2番3号
酒　銘	北秋田
ホームページ	https://www.hokushika.jp/
創業年	1944年（昭和19年）

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