家飲み 納得 ジャパニーズ・ウィスキー サントリー

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世界5大ウイスキーとは

世界的なウイスキー生産国である5つの国で造られるウイスキーは”5大ウイスキー“と呼ばれています。

5大ウィスキーは、スコットランド・アイルランド・アメリカ・カナダ・日本で製造されるウィスキーで産地や歴史、製造法、味わいの違いがあります。

世界5大ウイスキーの特徴を知って家飲みで飲み比べしてみてはいかかでしょうか。

山 﨑 香り高く伸びやかなモルトウィスキー

木樽のスモーキーな香りが特徴です。

ほのかに甘い丸みのある味わいが心地良いシングル・モルト・ウィスキーです。

アイラ・モルトに通じる香り高いウィスキーなので飲み慣れない場合水割りが合います。

世界に誇るジャパニーズ・ウィスキー」でも紹介したとおり、サントリーの全身寿屋の創始者・鳥井信治郎氏は、蒸溜所に適した土地を求めて全国を探します。

京都の南西にある山崎は千利休が茶室を構えてことでも知られ水質の良い土地でした。

この山崎の蒸溜所で初めてつくられた国産初のウィスキーは「白札」は前回紹介した通りあまり人気にはならなかったのです。

国産ウィスキー発祥の地、山崎蒸溜所60年を記念し作られたのがモルト・ウィスキー「山崎12年」です。

12年以上の秘蔵モルト樽の中から厳選して瓶詰めしたものだけに味わいは世界でも高い評価を得ています。

白 州 南アルプスで生まれた山の風味

オレンジやグレープフルーツなどの果実香があり、口あたりがさっぱりしている味わいです。

上質な辛口な白ワインに似た趣きがあると言われています。

飲みやすシングル・モルト・ウィスキーとして定評があリます。

山崎蒸溜所建設から50年経ってサントリーの第二の蒸溜所として南アルプスの甲斐駒ヶ岳の麓に出来たのが白洲蒸溜所です。

白洲は南アルプスの花崗岩をくぐってきた水がつくる白い砂の扇状地で、ミネラルがバランスよく整った名水が生まれる土地です。

直火の釜でじっくり蒸留する丁寧な製法で生まれたのが白洲です。

まろやかでのびのある山崎に対して繊細でさっぱりした飲み口とそれぞれ家飲みで飲み比べしててはいかがでしょうか。

トリスウィスキー 戦後洋酒ブームの火付け役

少し甘みがあり、ライトですっきりしたブレンデッド・ウィスキーです。

サントリーの鳥井信治郎氏が、古い葡萄酒の樽に詰めたまま放置してあったリキュール用のアルコールがコクのあるまろやかな琥珀色に熟成していたものを売り出したのがきっかけです。

本物のウィスキー原酒を使った新生「トリス」が発表されたのは、終戦翌年で、深刻な物不足のなか、酒まがいが多い時期新しい時代への希望の洋酒ブームの火付け役となりました。

角 瓶 長寿の人気は亀甲模様

ピリッとした辛口の舌触りと深いコクのあるブレンデッド・ウィスキーです。

世界に誇るジャパニーズ・ウィスキー」でも紹介したとおり、白札がまったく売れず、次に発売された「赤札」も売れず経営危機となったサントリーがブレンデッド・ウィスキーを作ることとなりました。

日本のスコッチ・ウィスキー通の利き酒名人が認めたのが角瓶でした。

日本人向けに仕上げたこととボトルデザインも魅力のひとつになっています。

ボトルデザインに悩んでいたデザイナーに薩摩切子の香水瓶を鳥井氏が差し出しデザインのきっかけになった逸話もあります。

角瓶はニックネームに過ぎす元々はブランド名ではありませんでしたが、愛好者の間で呼ばれたところから始まりました。

1937年発売のロングセラー商品でもあるこのブランドは、近年その売上を伸ばし続けています。

大半が国内消費ですが2020年度の販売は520万ケースでダントツの数字で国産トップの販売数です。

響 世界を舞台の国産ウィスキー最高峰

サントリー創業90周年を記念して世に出した高級ブランです。

山崎蒸溜所の原酒を中心に、30種類のモルト・ウィスキーを選び複数のブレンデッド・ウィスキーとブレンドしています。

貯蔵庫に眠る原酒は、毎年ブレンダーによってテイスティングされ、いいものを響ように熟成します。

山崎蒸溜所の22年ものをブレンドした「響21」さらに30年熟成以上の「響30年」と超高級品もあります。

プロが認める最高の一品で、香りが高く、軽やかさが口に広がり、熟成されたブレンデッド・ウィスキーは味わい深さが定評です。

大正時代から続く日本のウィスキーの歴史の結晶は一度は試してみたいものです。

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