家飲み ウィスキー 白 州12

家飲みでは、宅のみタイムを有意義にするお酒を紹介します。

宅のみライフで今回は持ち寄り飲み会で前回の「山崎12年」と一緒に頂いた「白州12年」を紹介します。

家のみでは、冬場は日本酒、ハイボールがメインでハイボールは720mlで2000円前後ですが、初めて頂く「白州12年」は、ストレートで味わいました。

目次

THE HAKUSHU 12YEARS

「白州12年」はウィスキー好きにはよく知られている「山崎12年」と同じ希望小売価格8,500円です。

数量限定で販売されるので、「山崎12年」同様プレミアム価格で取引されることが多くなっています。

たまたま店頭で購入した知人も15000円〜20000円以上で購入していると聞いてビックリ!

手に入りにくい状況は理解し、 「山崎12年」同様 その魅力について調べてみました。

以前「家飲み 納得 ジャパニーズ・ウィスキー サントリー」でサントリーの歴史は軽く紹介しました。

「白州12年」を1994年に発売して以来、山崎と一緒にサントリーのウイスキー部門を引っ張る2大ブランドで、世界中の多くのウイスキーファンから愛されている様です。

1973年サントリーは、第二の蒸留所として山梨県白州市に白州蒸溜所を建設しました。

ウイスキーは環境に大きく左右されると言いますが、南アルプスの麓に広がる森の中に蒸留所はあり、白州の大きな特徴である「森の若葉の香り」を纏っています。

白州に使われる水は甲斐駒ヶ岳を覆う花崗岩で濾過された軟らかな天然水で、同敷地内には「南アルプスの天然水」の工場も併設されていることは有名です。

長い時間をかけて、南アルプスの山々をくぐり抜けてきた地下天然水は、適度にミネラルを含むキレの良い軟水です。

この水を仕込みに使用して作られた原酒は軽快で穏やかな味わいを持ちます。

山崎蒸留所の原酒とは異なる原酒が出来上がりました。

人気の理由

白州蒸溜所で育まれた酒齢12年以上のモルト原酒を厳選してヴァッティングして作られたシングルモルトウイスキーです。

白州蒸溜所が持つ多彩な原酒の中から、 ブレンダーたちが理想のモルトを選び抜いて作られてます。

製造工程の特徴

ストレートで味わったときの、少しほのかに感じるスモーキーさは何だろう?

スコッチウィスキーのモルトをピートで燻(いぶ)したスモーキーな香りのとは違うほのかさです。

調べてみると、ややスモーキーな麦芽を上面酵母を用いて、木桶槽で発酵させているからの様です。

木桶に棲みつく乳酸菌などの働きにより独自の発酵が進み、独特の香味をもたらしています。

蒸留では大きさや形状の異なる蒸溜釜を使い分け、山崎蒸溜所とは違った多様な味わいとなったようです。

熟成にはヘビーピート、ホワイトオーク、シェリー樽などさまざまな樽を使い分けており、気温が低めな白州の気候の中で穏やかに熟成されていきます。

このようにできあがったさまざまな味わいの原酒を、絶妙なバランスでブレンドしているのがで白州です。

品薄が影響?

ウイスキーは原酒を長い間熟成させて造るため、他のお酒に比べて手間がかかり多く造ることができないお酒です。

そのため、2014年NHKの連続テレビ小説「マッサン」の放映やハイボール人気などによるウイスキー需要の急激な高まりに原酒の数が追い付かず品薄になりました。

この品薄の影響でさらに山崎12年の人気が高まることにもなったのです。

1980年代〜2000年代前半にかけての「ウィスキー冬の時代」を、どのメーカーも原酒の生産量抑えて耐え忍んでいたのです。

その後ブームが到来しても原酒が不足し、供給が追いつかなくなっているのがプレミアム価格の要因です。

シンプルでありながら奥行きのある深い味わいは非常に人気が高く、2018年には原酒不足を理由に販売が終了。

2021年に数量限定で販売が再開されたものの、品薄状態は続いていて、なかなか入手が難しくなっています。

あじわい

フルーティーでクリーミーなウォッシュ(発酵終了モロミ)を、直火蒸留釜で蒸留しホワイトオーク樽につめて白州の森の貯蔵庫で12年以上熟成。

名水百選の尾白川でも知られる南アルプスの清冽な天然水で仕込み、木桶発酵、直火蒸留を経て森の貯蔵庫で育まれた原酒はフルーティーで甘く、やわらかなスモーキーフレーバーが漂う軽快な口当たりです。

所 感

爽やかな新緑の香りと果実香は、ハイボールに合うと公式サイトには書かれていましたが、持参してくれた人の購入金額を聞きき、じっくり味わうためストレートで味わいました。

さわやかな香りは 公式サイト にある通り新緑がイメージでき、フレッシュな香りでした。

一口目すっきりとした味が口の中に広がったあとに甘く柔らかなスモーキーさが漂い鼻に抜ける感覚でした。

スッキリ感のあとからフルーティなコクが感じられ、飲んだ後味はキレがいい感じです。

美味しい!」の一言です。

HAKUSHU

同じ日に 「山崎12年」と一緒に頂いた「白州12年」 をワンショットずつ頂いたので、同じサントリーのシングルモルトのエイジウィスキーなのにこんなにも違うんだなという感想です。

2つを比べると個人的には爽やか 「白州12年」 が好きなウィスキーですが、どちらもまた飲みたいと感じたウィスキーでした。

品薄で小売希望価格の2〜3倍近くで取引されている今はとても庶民が家飲みでいつも飲める価格領域を超えています。

いつかメーカーの希望価格で常時販売されるようになればたまに飲んでみたいかなと感じます。

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