紹介本 『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』

目次

the four GAFA 四騎士が創り変えた世界/スコット・ギャロウェイ/

この お勧め本紹介を通じて本を読むことの楽しさや色々な価値観を知り、成長に繋がることを紹介したいと思っています。

今回は日本においても利用しない日が無いほど成長したグーグル、アップル、フェイスブック【現在Meta(メタ)以下、本書のままフェイスブックで紹介】、アマゾンは世界のあり方を大きく変えました。

これからもその影響を避けることはできないほど大きな存在となっています。

テクノロジーに興味がなくとも、生活に浸透した「四騎士」を理解することで、これから益々進むデジタル時代が理解でき、今後を生き抜くために必要なヒントになると思います。

世界を創り変えた四騎士とは

誰もが知っているテクノロジー界の「四騎士」はここ20年で大躍進し、世界のあり方を大きく変え続けたいます。

本書は2018年時点での「四騎士の時代」のいまとこれからを考える内容です。

その後、アマゾンの創業者、ジェフ・ベゾス氏がCEOを退任にしたり、フェイスブック社名を「Meta(メタ)」に変更したり、変化は更に加速しています。

それでも四騎士の出自や20年間あまりの戦略を分析することで、加速するデジタル時代のビジネスの理解と今後の自らの選択肢のヒントになると思います。

四騎士はテクノロジーを駆使し、人間の本能や心理から行う行動をあらゆる側面で利用し、法の抜け道をくぐって成功し続けてると著者は表現します。

四騎士のメイン事業と捉えられる検索、ブランド、ソーシャルネットワーク、小売りのあり方をテクノロジーで進化させ、更に大きなビジョンで多角化していっています。

四騎士の出自を簡単に説明すると、

アマゾンはネットショッピングと宅配によって買い物の手間を減らし、小売業の市場を独占し続けています。

顧客がつけるレビューやレコメンド機能等により、宣伝のコストを減らして流通に専念し、「地球上最大の店舗」になろうとしています。

また、小売り以上の大きな事業としてアマゾン ウェブ サービス (AWS) は、クラウドプラットフォームに成長しています。

アップルは宗教のように熱狂的なファンをもち、低コストの製品をプレミアム価格で売ることに成功した。

スティーブ・ジョブズのカリスマ性は、神話に匹敵し、アップル製品をもっているというだけで「イノベーティブな人」「センスのある人」の様なイメージを確立しています。

フェイスブックは、日本では、中年以上が利用するプラットフォームのイメージは否めませんが普及率と使用率はインスタグラムなども含め人類史上もっとも利用されています。

2018年の本書では、世界人口75億人のうち、12億人が毎日フェイスブックを何らかの形で利用していると紹介しています。

グーグルは現代人の知識の源と表現されています。

世界中の人々からもっとも多くの質問をされていて、家族にも言えないことを検索する状況は、まさに全知全能の神の様だと記されています。

グーグルは使われるほどに価値を増し、日々検索の精度は向上していかます。その後買収したユーチューブも映像による検索として位置づけでは同じ意味を持ちます。

四騎士はペテン師から成り上がった

ベンチャーが成長していく過程で既存サービスに技術の盗用は、企業の発展に大きな役割を果たしていることも否めません。

急速なスピードで価値を生み出し発展していく大企業において、ルール違反や倫理的に否定されるよう行いも多くあります。

例えば大きな利益を上げながら、政策の盲点で政府をだまして助成金を引き出したり、知的財産を盗用するような事例です。

本書では四騎士の成長の過程でペテン師まがいの行いしを詳しく紹介しています。

盗みと保護

  • 有名な「盗み」として、ゼロックスが実現できなかった、マウスで動くコンピュータをスティーブ・ジョブスがマッキントッシュで完成させた。
  • アマゾンは政府の補助金を10億ドル以上引き出している一方、各州へのウエイ上げ税の支払いを拒否していた。
  • アメリカの「盗み」の歴史は独立当初からのものであり、イギリスの機織産業の技術を盗み発展した歴史がある為、特許保護に対して積極的な面もある。

法とイノベーション

  • 野心的な騎士は古い競争ではありえないやり方で市場に打って出る。
  • 第5の貴誌になる可能性のあるウーバーは多くの世界市場であからさまな法律違反を犯している。
  • ドイツでは業務形態が禁じられており、フランスでは罰金を支払いながらも事業を続けている。そして、アメリカ本土でも様々な地域で業務停止命令が下されている。
  • それでも多くの投資家はウーバーに巨額な資金を投じている。なぜならば、法律が先に譲歩する事になるからである。

ビジョンへの投資

四騎士が製品やサービスの差別化を実現できているのは、安い資本と技術イノベーションによるもので、いずれも安い資本を集める能力に長けていると著者は分析しています。

「安い資本」を手に入れるために重要なの事は、理解しやすく、大胆なビジョンをつくることです。

グーグルは「地球上の情報を整理する」、フェイスブックは「世界をつなぐ」というシンプルで説得力があるビジョンを掲げています。

ビジョンへの投資が競争力を生み、強みとなります。

じっくりと時間をかけて資産を増やし、より多くのイノベーションに資金をつぎ込むことができます。

デジタル時代における天才は、ビジョンを語るストーリーテリングの才能をもち、マーケットの予想を把握します。

そして、さらにはビジョンを現実化してくれる人々を自分の周囲を固められる能力を持つCEOです。

ニュースピックスのコンテストピッチで審査員をしていた成毛眞さんは3人で自らの事業計画をプレゼンテーションした東大生にその時点で伝わらないと指摘していました。

ビジョンを語るストーリーテリングの才能はベンチャー企業にとってマストの条件の様に思います。

高い好感度

分厚い本書の中で一番興味深く印象に残った箇所で、企業の成長は、政府やメディアなどからも大きな影響を受け、場合によりそれが企業の命運となる事実です。

これまで、日本のライブドアやリクルートの繁栄と検察が国策捜査をやるときの世論の支持を得る為メディアにリークするやり方など重なりました。

その事を十分理解している巨大テックは、よき市民として、従業員や関係者に配慮しイメージを重要に捉えています。

本書では、マイクロソフトのビル・ゲイツを例えに比較し、四騎士には「かわいげ」があることを以下の様に紹介しています。

  • グーグルの元副社長であるマリッサ・メイヤーは雑誌『ヴォーグ』に登場するほどの好感度の高さ
  • アップルはいわずもがな、クールでカッコいいというブランドイメージを確立
  • アマゾンは従来の「どんくさい小売り業」というイメージを一新
  • フェイスブックの創始者であるマーク・ザッカーバーグは人気者。

しかしその一方で、アマゾンは法人税をほとんど払っていなかったり、フェイスブックは「メディアではなくプラットフォーム」などとフェイクニュースに関する責任逃れをしたりしています。

四騎士は人気者でありながら、上手にさまざまな追求を免れている面は、日本のベンチャー企業起業家も見習う必要があると感じました。

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