読書 ビジネスパーソンに読んでほしい本 

このお勧め本紹介ブログでは、本の楽しさや読みやすい本等を紹介します。

たくさんある本の中から自分に合う本を見つけるのには沢山の時間がかかります。

出来れば効率良く自分が欲する本を探したいものでう。

私は読書に関する本を読み、その著者の読書術に共感すればその人のお薦め本を読むようにしています。

今回はこのブログで紹介しました「本を読む人だけが手にするもの」で藤原和博さんのお勧め本を中心に紹介します。

天 才 / マルコス・グラッドウェル

才能や資質を見つめ直すために

この本はこのブログでも紹介しましたが、天才は、1万時間以上の練習量を積んで才能を発揮するのであって、生まれつきの資質ではないことが著書の主張です。

また、幼少期の親を含めた環境や生まれ育って地域や言語がその後の才能に大きく関わることも多くのデータから紹介しています。

人材開発に関わるすべてのビジネスパーソン、経営者、起業家、ならびに学校の先生や教育に関心のあるすべての教育関係者が読むべき1冊だと確信している。

本を読む人だけが手にするもの 抜粋

ピーターの法則 / ローレンス・J・ピーター

組織と個人の関係を再考するために

「階層社会学」という新しい言葉を生み出した1冊です。

組織で働く人は、昇進を重ねていくことで、最終的に“無能レベル”に到達する ―― この組織人の宿命ともいえる「ピーターの法則」を、数々の事例を基に証明しています。

MAKERS 21世紀の産業革命が始まる / クリス・アンダーソン

自分のビジネスウィ振り返るために

著書のクリス・アンダーソンは、ベストセラー『フリー』『ロングテール』の著者が描く、次のパラダイムシフトです。

産業界と人材の新しい関係性を示した本だと捉えている。ネットというものが世界と人間をどう変えていくかを示した預言書でもあるという意味だ。

ネットを使ったコミュニティが縦横無尽に必要な人と機能を結びつけて「メイカーズ」なれてしまう無限の可能性を示している。

本を読む人だけが手にするもの 抜粋

ジェフ・ベゾス 果てなき野望 / ブラッド・ストーン

インターネットに大きく賭け、買い物や読書の習慣を大きく変えてしまったアマゾン創業者、ジェフ・ベゾスの生い立ちから現在までを詳細に追った物語です。

宇宙に憧れた聡明な少年が、ウォールストリートの金融会社をへて、シアトルで創業。

当初はベゾス夫婦とエンジニアのたった3人でアマゾンを始めた。

ジェフ・ベゾスと起業の天才江副浩正が一時期一緒に仕事をした事実を語る「起業の天才!: 江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男」も面白いビジネス書です。

第五の権力 / エリック・シュミット , ジャレッド・コーエン 

Googleには見えている未来

グーグルは世界をどう見ているか、そしてどんな未来を創ろうとしているのか。Google会長エリック・シュミット初の著書。

2025年「世界80億人がデジタルで繋がる世界」、私たちの暮らし、国家、革命、戦争はどうなるのか?

2014年の本ですが、現在のウクライナ情勢を見るとインターネットという情報を権力者がコントロールすることでおこる情報格差の危険性も既に予測し書かれています。

中国ではアストロターフィング(草の根活動)と言われる手法で30万人のオンラインコメンテータ(書き込み屋)が政府のコントロール下で世論を形成。一方、都合の悪い書き込みは消されて、世界にはなかったものとされている。

本を読む人だけが手にするもの 抜粋

同じ手法がロシアでも行われて、民意が形成されることへの恐れを感じます。

それをお金で買いますか / マイケル・サンデル

このブログでも「それをお金で買いますか」は詳しく紹介しています。

医療、教育、政治……あらゆるものが売買されるこの時代です。

私たちは、あらゆるものがカネで取引される時代に生きている。民間会社が戦争を請負い、臓器が売買され、公共施設の命名権がオークションにかけれる。

明らかに不道徳と思われるケースから、チャンスがあればけっこうやってしまうであろうケースまでさまざまだ。

資本主義の原則からすれば、双方にメリットがあれば何でも売買いいということ「ホントにそうか?」考えたい課題である。

本を読む人だけが手にするもの 抜粋

市場主義の暴走から「善き生」を守るために私たちは何をすべきか? 現代最重要テーマに挑む、サンデル教授待望の最新刊

まとめ

どうしても身銭をきって購入した本は最後まで読まなければと思い込んでしまいます。

読破にこだわると読書が楽しめなくなる可能性もあります。

今では新刊でなければ、メルカリやアマゾンでもお安く購入できる本が沢山ありますので、紹介された本や興味が湧いた本は勿体ない精神を少し横において、買ってみて、積読される事をお勧めします。

読んでみて、つまらなければ、「自分には合わない」と気楽に考えて、フリマアプリで売ってみるのもひとつです。

藤原和博さんは著書で読み終わったビジネス書は近くの図書館に寄付することをお勧めされています。

図書館が自分のもうひとつの本棚でもう一度読みたくなれば図書館に足を運ぶという発想です。

「お金の大学」の著者両学長は住宅事情も考えた場合、本棚が占める割合の家賃を考えれば、Kindleや楽天kobo等の電子書籍の方が合理的であると紹介されたいます。

読み慣れれば沢山の本が持ち運べる電子書籍も魅力的になってきます。

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