紹介本 「スタンフォード式 最高の睡眠」/パフォーマンスの最適化

目次

スタンフォード式 最高の睡眠 /西野 精治

日頃から睡眠に関心があり最高の睡眠というタイトルにも惹かれ読むことにしました。

最近よく「誰でもショートスリーパー」になれる謳い文句などをみると時間を多く使えうらましくも思います。

著書西野精治先生の見解では「ショートスリーパー」は遺伝等ある一部の人で訓練等でできるものではない様です。

睡眠時間と睡眠の質に関するデータから時間が確保できない状況でも工夫する事で睡眠の質を上げる方法も書かれています。

NEWSPICSのHORIE ONEの対談で忙しく行動している堀江さんも良質の睡眠を取るために工夫されている事を紹介されています。

本書で紹介されているのは、睡眠の質を上げる工夫はそれぞれのライフスタイに合わせてやりやすい事から始めてみる事をおすすめします。

この本の3つのおすすめポイント

私自身がこの本から学んだ3つのポイントについてご紹介します。

このお勧め本紹介ブログでは、読んで貰った内容で役立ったことがあればその方の行動変容につながればと思っています。

睡眠について皆さんに関わる事ですので、正しい知識と心がけを習得し、考え方に変化が起こることを期待しています。

①日本人は世界的にも睡眠が足りていない

②睡眠の質を高めるノンレム睡眠

③睡眠の質を上げる工夫

日本人は世界的にも睡眠が足いていない

日本人が世界的にも睡眠が足りていないのは想像できることでしたがこの本では「睡眠不足」ではなく「睡眠負債」という表現で危険性を示されいます。

お金の負債と同様に「睡眠負債」が続くと脳も体も思うよう働かず「睡眠の自己破産」つまり、体調を崩すリスクを伝えています。

睡眠は生活の質にとどまらず、生命の存続にとって必要不可欠な存在であることがわかるようになっています。

睡眠負債の人は生命の存続にとって多くの危険性を抱えたいます。

たとえば、睡眠負債を抱えた人は、マイクロスリープ(瞬間的居眠り)に陥いることがあります。

てんかん発作でおおきな交通事故のニュースを耳にすることがあります。

てんかん発作に比べ時間は短かかったとしてもマイクロスリープ(瞬間的居眠り)の数秒は70メートル近く車を暴走する計算になります。

私もよく車を運転しますが、上記の様にことでひやっとした経験があります。

重度の無呼吸症候群の死へのリスクは高く、検査・治療でそのリスクも防ぐことができ将来掛かる医療費を抑制する効果もあります。

ライフスタイルの変化で入眠時間が遅くなり、結果睡眠負債となっている現状です。

あらゆる手段から工夫し生命存続のリスクを減らしたいものです。

book-image

睡眠の質を高めるノンレム睡眠

睡眠について学術的に進歩したのはレム睡眠について分かるようになってからです。

眠りにはレム睡眠(脳が起きていて体が眠っている睡眠)とノンレム睡眠(脳も体も眠っている睡眠)がありその睡眠の状況を調べることができるようになりました。

眠りについたあと、すぐ訪れるノンレム睡眠が一番重要であることを伝えています。

最初の90分のノンレム睡眠は「眠りのゴールデンタイム」と呼ばれています。

この本のメインテーマである睡眠の質は、この「最初のノンレム睡眠」をいかに深くするかで高めることができます。

早く眠りの深いノムレム睡眠に到達することが重要で日中の過ごし方にも大きく左右されますし、就寝前の工夫で大きく変わります。

スマフォアプリ「Sleep Cycle」を使用していて睡眠状況を観測していますが思う様に最初に深い寝むりにつけません。

深いノムレム睡眠に到達する為に睡眠の生理機能について少し本の内容を紹介します。

たとえば眠たくなったらすぐ寝るのも一つです。

その時には、睡眠圧が上がっているので、深い睡眠が出ます。眠たい時に眠らないと入眠のタイミングを逃し、寝つきが悪くなることもあります。

そして重要なのは体温です。体温が下がれば入眠しやすくなるので深い睡眠が出ます。

湯船で体温を上げたあと自然に体温は下がります。

睡眠の質を上げる工夫

睡眠の質をあげる工夫はおおく紹介されていますが、詳しくは本書にゆずりますが、睡眠の重要性を意識するだけで行動変容できることもあると思います。

誰にでも出来る環境を整えることは重要です。

NEWSPICSのHORIE ONEの著者西野先生と堀江さんの対談の内容が印象的でした。

2時間早く起きる日に前夜に2時間早く眠りについても、眠れないという堀江さんの疑問への回答です。

西野先生曰く「通常就寝時間の2時間前がリズムの関係で一番脳が活性化していて、その場合は2時間早く寝ることにこだわるよりいつもとおなじ時間に寝てノムレム睡眠に達し、早く起きる方が睡眠の質はいい」との見解です。

それほどリズムは大切で最初の90分のノンレム睡眠は「眠りのゴールデンタイム」が重要ということでした。

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