家飲みでは、お店で飲んだ日本酒や酒蔵や酒店で買った全国の美味しい地酒を厳選して紹介します。
今回は姫路駅の地下のタツリキショップで購入した今春の『龍力 純米しぼり』を飲んだ感想を紹介します。
タツリキショップでは龍力の人気銘柄をお手頃価格で試飲できるのですが、蔓延防止等重点措置期間は休止しています。
本田商店 龍力 特別純米しぼりたて
龍力と言えば「山田錦」ですが、新米で醸したお酒をいち早く飲めるが9月に収穫できる「五百万石」を使用したこの純米しぼりたてです。
開栓すると爽やかな香りが広がります。
口当たりは甘さが先にきて柔らかく、マスカットの様なフレッシュな甘味と酸味が楽しめます。
味わいの後半は旨味がひろがりますが早い時期のフィニッシュさが楽しめます。
しぼりたてのお酒は、アルコール発酵で出来る炭酸ガスを適度に含み、華々しい香りと共に心地よい刺激と旨味があります。
兵庫県豊岡市コウノトリ育む農法特別栽培米「五百萬石」100%使用しています。
兵庫県豊岡市では一度は日本の空から姿を消したコウノトリの最後の生息地だったこともあり、半世紀以上にわたりコウノトリの「いのち」を育む取組みが行われています。
その取り組みの甲斐があり今では野外に100羽以上のコウノトリが暮らしています。
その豊岡市のコウノトリの「いのち」を育む取組みに欠かせないのがコウノトリ育む農法特別栽培米です。
冬のカニのシーズンの豊岡を訪れると今では他の地域では少なくなった湛水田(水をはった田んぼ)をよく身受かられます。
コウノトリ育む農法特別栽培米の要件のように減農薬や有機肥料は理想ですが、高温多湿の日本では本当に大変な農法です。
ワイン業界でよく語られる「テロワール」という言葉は、ブドウが育った地域の気候や土壌、地形、水など、土地の特徴を表現するときに使われます。
一方で、日本酒は多くの場合、米を育てた地域と酒を醸す場所が異なるため、原料米の育った気候風土を日本酒と共にアピールすることは少ないのが現状です。
しかし、その風潮は変わりつつあります。
酒米の種類が増加し、飲み手も原料米を重視して商品を選ぶことが増えてきています。とy
龍力のイメージは「山田錦」といわれますが、山田錦は収穫が遅く、新酒が出来上がるのが年を越えてしまいます。
そこで新米のお酒をいち早く味わって頂きたく、9月に収穫できる酒造好適米「五百万石」を使用。播州地区では、酒造好適米を使用したお酒として一番はじめに発売する新米新酒のしぼりたてです。
今年の五百万石は非常に出来が良く、例年より心白が多く、味わいがしっかりとしたものになっています。
ブドウの様な香りがあり、しっかりとしたお米の旨味を感じ、後味がスッキリとした辛口タイプの純米酒です。新酒らしいプチプチっとした若さがあります。
新米新酒のしぼりたては寄せ鍋、牡蠣鍋、塩ちゃんこ鍋など、鍋シリーズと合わせていただきますととても美味しいです by龍力社長
新川屋佐々木酒店
名称 | 龍力 純米しぼり 特別純米 |
商品説明 | 兵庫県産「五百萬石」100%使用 |
容量 | 720ml |
原材料 | 麹米:国産米 掛米: 国産 |
精米付合 | 精米歩合55% |
アルコール度 | 18度 |
お召し上がり方 | 冷酒 |
時代が流れインターネットで多くの情報を手に入れれる様になりました。
美味しい日本酒を飲んで楽しい時間を過ごすのであれば、作りての物語も一緒に味わう様になりました。
株式会社 本田商店 | 住所 兵庫県姫路市網干区高田361-1 |
酒 銘 | 秋津 米のささやき 龍力 |
ホームページ | https://www.taturiki.com/ |
創業年 | 1921年(大正10年) |
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