家飲みでは、お店で飲んだ日本酒や酒蔵や酒店で買った全国の美味しい地酒を厳選して紹介します。
米作りから酒造りまで一貫造り
以前このブログで紹介した無濾過生原酒の美味しいこだわりの日本酒を置いている鳥取県智頭町の「真菜板」にも秋鹿はありました。
山田錦の自家栽培を始めてから40年になる秋鹿酒造は大阪府の北部豊能町にあります。
蔵元であり、杜氏である六代目奥裕明さんが自営田で山田錦を初めて栽培したのは昭和60年のことでした。
作付当初は刈入れ前に倒伏するなど悔しいスタートでした。
米作りの苦境を救ったのは大阪国税局鑑定管室長の永谷正治さんとの出会いです。
指導当初先代五代目の父は以前から農家として米作りをしていたプライドもあり、永谷正治さんの意見を受けいれられない時期もあったようです。
永谷正治さんの指導の元作付された山田錦は「純米酒を極める」の著者上原浩さんも太鼓判を押しています。
紆余曲折もありましたが、作付け間隔を増やすことや窒素肥料無施肥等を試み次第に倒伏しない山田錦が収穫されるようになります。
今では自営田での無農薬栽培を年々増やしていっているようです。
秋鹿 山廃純米無濾過生原酒
1995年から蔵元自ら無農薬農法に取り組まれる秋鹿酒造の結晶米作りから酒造りの行程に出る籾・米ぬかを田にすきこみ長年の土壌改良のすえ栽培された山田錦を100%使用使用しています。
無農薬栽培米100%使用の酒には「へのへのもへじ」の印が押されています。
微生物の働きを利用した昔ながらの山廃造り製造工程で多くの微生物が関与することにより、お酒に隠し味を添えます。
大阪北部の山間地の歌垣盆地は夏の一日の寒暖差が10度以上あり、厳寒期は零下5度以下と米作りと酒造りに適した土地です。
キンキンの冷でも美味しいですが、コクと旨味がるので熱燗でも合う味です。
どの料理にも合う食中酒ですが山間部で造られたこのお酒はジビエにあうと思います。
自宅ではネットで取り寄せした馬刺しととうにと一緒に頂きました。
名称 | 特別純米無濾過生(純米酒) |
商品説明 | 山廃造りの豊かな酸、後味の切れ。 |
容量 | 720ml |
原材料 | 麹米 自家製山田錦 |
精米付合 | 70% |
アルコール度 | 18度 |
お召し上がり方 | 常温、 50℃ |
時代が流れインターネットで多くの情報を手に入れれる様になりました。
美味しい日本酒を飲んで楽しい時間を過ごすのであれば、作りての物語も一緒に味わう様になりました。
秋鹿酒造有限会社 | 住所 大阪府豊能郡豊能町倉垣1007 |
酒 銘 | 秋 鹿 |
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コメント
コメント一覧 (1件)
[…] 秋鹿のお酒造り以前のこのブログでも紹介しましたのでそちらをご覧ください。 […]