家飲みでは、全国の美味しい地酒を厳選して、紹介します。
お店で飲んだ日本酒や酒蔵や酒店で買った地酒を紹介します。
播州一献
山陽盃酒造がある兵庫県南西部の宍粟市(しそうし)山崎町は、山崎藩の旧城下町です。
戦国時代の知将として人気の黒田官兵衛が、豊臣秀吉から1万石の知行地を与えられた地として、多くの歴史ファンに知られています。NHK大河ドラマの舞台となりました。
また、播州地方(兵庫県南部)は県を代表する酒米「山田錦」や「兵庫夢錦」の一大産地でもあります。
酒米は、「山田錦」をはじめ「兵庫北錦」「兵庫夢錦」など兵庫県原産のものこだわり使用されています。
日本酒作りに欠かせない水は兵庫県最高峰・氷ノ山の伏流水である揖保川水系の水を自社の井戸から汲み上げて、仕込水として使用しています。
30mg/L前後と口当たりの良い軟水で、滑らかで柔らかい酒質を目指す播州一献に不可欠なものです。
播州のものを、播州の蔵が、播州の水によって醸すことを信念とされていて酒名も「播州一献」とされています。
播州
播州地域(兵庫県南西部)の
豊かな自然の恩恵を受け、作られたお米、播州の水を使い、
寒暖差のある気候風土に育まれた地酒本来の良さを大切に。一献
山陽盃HP
さかずき一杯の酒のこと。
「手間・ひまを惜しまずに醸したお酒をどうぞ」
との思いから名付けられました。
2018年11月8日午前10時30分、山陽盃は大きな火災に見舞われました。
ニュースでその事は知っていましたが、全国の日本酒を愛されている方から多くに義援金が募られた事はこの度、播州一献について調べて初めて知りました。
日本酒だけでなく、お酒を嗜む方が減っているなか、大切な食文化のひとつである日本酒を守るために多くの方が行動された事に感銘を受けました。
播州一献 純米吟醸
今回紹介する播州一献は山陽盃の地元宍粟市を訪れた時に購入しました。
山陽盃では蔵元の直販ショップあることを購入後、ホームページで知りました。
商品販売だけでなく、日本酒の無料ご試飲、有料の播州一献「テイスティングBAR」、お茶やケーキを楽しんでいただける喫茶スペースもある様で次回には訪れたいと思います。
播州一献は辛口のイメージがありましたが香りがよくまろやかさが口に広がる味わいです。
この時期なので冷酒で頂きました。
名称 | 播州一献 純米吟醸 |
商品説明 | 地元播州産のお米を使用しています。70%精米でお米を削りすぎず、柔らかい味わいを残しています。優しくも芳醇な旨味を堪能していただけます。 口いっぱいに広がる、まろやかな味わい。そして余韻も楽しめる一品です。 |
容量 | 720ml |
原材料 | 米 兵庫夢錦 米こうじ(国産米) |
精米付合 | 60% |
アルコール度 | 14度以上15度未満 |
お召し上がり方 | 冷酒 常温 燗酒 オールマイティにお楽しみいただけます。 |
時代が流れインターネットで多くの情報を手に入れれる様になった現在は折角お酒を飲んで楽しい時間を過ごすのであれば、作りての物語も一緒に味わう様になりました。
山陽盃酒蔵株式会社 | 住所 兵庫県宍粟市山崎町山崎28 |
酒 銘 | 播州一献 |
ホームページ | http://www.sanyouhai.com/ |
創業年 | 1837年(天保8年) |
にほんブログ村
コメント
コメント一覧 (2件)
[…] 前回も紹介しましたがだが、2018年11月の火災で築180年の蔵が全焼するなど、1500平方メートルほどが焼失し、製造が一時中断しました。 […]
[…] 日本酒 播州一献純米吟醸 […]