SDGsには17の大きな目標があり、それぞれに平均10個ずつくらい同じようなターゲットが存在し、合計で169個あるので169のターゲットと言われています。
17の目標と169のターゲットについて子供にも理解しやすいようにまとめて、ぞれのターゲットについて考えていきたいと思います。
食品ロスを減らす取り組み 「MottECO」
経済情報メディアNewsPicksの番組「WEEKLY OCHIAI」に環境大臣の小泉議員が出演されていて「Mott ECO」について知りました。
海外の外食産業ではドギーバックという、客が食べ残した料理(いわゆる「食べ残し」)をつめてお客さんが持ち帰るための容器があります。
英語のdoggy bagを日本語に直訳すると「犬のための容器」であり、客は「犬に食べさせる」という建前で店から食べ残した料理を持ち帰る習慣です。
実際にはお客さんの自己責任でたいていは人が食べる習慣だそうです。
日本でもその様な習慣を目指し環境省が公募し選ばれたデザインとネーミングが「MottECO」です。
ネーミングに応募された方は「もっとエコ」から「MottECO」と名付けられたようです。
番組では、環境省と協力し飲食店で普及活動を進めれる方針を紹介されていてまずはファミリーレストランのデニーズとロイホ、食べ残しの持ち帰り「もってこ」推進を始めるようです。
参照 食べ残しの持ち帰り行為「mottECO」のロゴができました!
環境省HP 参照
日本の食品ロスの現状
食品のロスの改善はSDGs目標2「飢餓をゼロに」や目標12「つくる責任 つかう責任」にも関わる課題です。
また、食品ロスを減らすことでCO2の排出削減効果も期待されSDG目標13「気候変動に具体的対策」にも効果が見込めます。
現在日本の食品ロスは1年間に612万もあり東京ドーム約5杯分の食品が廃棄されています。
日本の目標
日本は事業系食品ロスを、2030年度までに2000年度比で半減するとの目標を立てています。
同様に家庭系食品ロスについても2030年度までに半減させる目標を設定しています。
私たち一人ひとりが身近なところから食品ロス削減を意識する事が、目標達成には必要不可欠です。
農林水産省HP参照
まとめ
冒頭の番組内で小泉大臣は、各省庁と連携し食品ロスを減らすいくつかの取り組みを紹介されていました。
食品メーカーや大手小売業者と協力し賞味期限表示も缶詰めやレトルト食品など年月日表示から年月表示に変える取り組みもそのひとつです。
未来の環境や食料問題等の為に何か法制度やルール変更を行うと犠牲になる感じがし、炎上や反対が起こります。
スーパーやコンビニのビニール袋有料化の際も導入前は大きな抵抗感もありましたが制度が始まると7割以上のビニール袋が削減されている効果は大きいことです。
デジタルと相性のいいペットボトル飲料の広告包装等についての落合さんの提案は多くの賛同を得ていました。
自動販売機の液晶等手前にデジタル表示を行えば、製品の包装はわずかなロゴやバーコードで済ませれる提案はコンビニの飲料ケースにも活かせれる発想です。
日本人のもったいない精神やZ世代には使い捨て文化への抵抗感をマーケティングに活かしていく取り組みなど共感を持てる内容でした。
食べ物を捨てない社会へ
環境省HP 食品ロスポータルサイト 参照
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