本日紹介するカレーは、『笑酒屋 ひろくん 』が提供する家島えびカレーです。
お店の前を久しぶりに通った時に「家島エビカレー」ののぼりに目が留まり訪れることにしました。
店主の中田宏樹さんは、姫路市から沖合い約18キロに位置する家島諸島の出身で船乗りをしていた様です。
夫婦で食べることが好きで新鮮な魚が手に入りやすい環境から、独立を決め、元々飾磨駅近くに2018年にオープンし、今の姫路市飾磨区構には今年の1月に移転したそうです。
夜の居酒屋はオープンから賑わいお店の規模を大きくするため今の場所に移転したみたいです。
現在のお店の建物は以前創作和食のお店で人気を誇っていました。
お店の前は片側2車線の交通量の多い場所で西からお店に向った車はUターンしないと入れない時間帯もあります。
駐車場も7台ほど駐車できますが駐車しにくい立地であるにもかかわらず、平日の12時半過ぎに訪れた時も満車に近い状態でした。
お店もほぼ満席で入口近くのLの字カウンターに通されました。
笑酒屋 ひろくん ランチメニュー
お昼も家島の海の幸を中心にした魚料理が人気の様ですが迷わず「家島エビカレー」を注文しました。
家島エビカレーは家島地元産の小エビを入れたカレーで家島では広く親しまれる家庭料理だそうです。
2012年、テレビのカレーコンテストに出演した家島高校がえびカレーで3位に入ったのをきっかけに、商品化の取り組みが始まり、レトルトカレーも販売されています。
12時半を過ぎていたのでほとんどのお客様は食事も済んで、アフタドリンクの注文時期でした。
お店は少ない人数で会計、接客、配膳されていて、一時期混みあっていましたが、お客の呼び出しには比較的早く対応されていた気がします。
家島エビカレーは待つこと5分程度で運ばれてきました。
家島の小エビから出汁をとった、えびの旨味たっぷりな自家製カレーです。
笑酒屋ひろくん サイト
家島の美味しさがぎゅっと詰まった、当店でしか食べることのできない1品です。是非、一度お召し上がりください。
お店のサイトの説明の通り一口目にエビや磯の味わいが広がりました。
ただそれ程、旨味・深みが溶け込んだ感じではなく、家島のどのご家庭でも調理されていたように「ザ・家カレー」という方がピッタリくる感じです。
残念だったのは、ランチの忙しさに未だ慣れておられないのか、カレールーが熱々ではなく少し温度が低いように思えました。
ライスも米粒に固まりがあったので、のぼりもあり名物料理で勝負されるのであれば細部にまでこだわって欲しかった気はします。
お会計のときの店主の立ち振る舞いは人柄の良さが伝わってくるので、また夜のお店も訪れ日本酒で料理も味わいたいと思います。
【笑酒屋 ひろくん】
ジャンル:欧風カレー
電話:079-227-7964
住所:兵庫県姫路市飾磨区構919-1
営業時間:11:30~14:00 17:30~22:30
定休日:木曜日
駐車場:有
サイト: https://www.ezakaya-hirokun.com/
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