家飲みでは、お店で飲んだ日本酒や酒蔵や酒店で買った全国の美味しい地酒を厳選して紹介します。
今回は姫路市にある「やまの酒店」で購入した石川県白山市の吉田酒造の『手取川 大吟醸 無濾過生原酒』を飲んだ感想を紹介します。
吉田酒造の『手取川 大吟醸 無濾過生原酒』
石川県の人気地酒として必ず名が上がってくるのが「手取川」もしくは「吉田蔵」です。
どちらも白山市にある「吉田酒造店」の銘柄で、同蔵は大きく分けてこの2つのブランドを持っています。
では、一体何が違うのでしょうか?
「味のイメージでつけた名前じゃないの?」「杜氏さんの違い?」
歴史をサイトで辿ると、二人杜氏の時代がありました。
これまでの酒造りは、杜氏と蔵人に任せきりでした。
稲作農家が冬の閑散期に出稼ぎで杜氏や蔵人を行っていましたが、農業も後継者不足があり、出稼ぎ杜氏や蔵人は全国的に高齢化と後継者不足で減る一方です。
吉田酒造では後継者育成と技術の伝承のため、社員が酒造り出来るようにするための第一歩として、ベテランの山本杜氏の山本蔵と前社長の長男である吉田杜氏による吉田蔵の二蔵制をとりました。
吉田酒造の昔ながらの伝統を守り、ベテランの技巧と若い感性で互いを刺激し、補完しあいながら蔵を盛り立てていったのです。
吉田酒造店の「手取川」
「手取川」は吉田酒造店の高い技術で作り出しているレギュラーブランドです。全国的にも馴染み深いのが「手取川」です。
「手取川」はメインの酒米に山田錦を使用している酒が多いです(地元の五百万石も場合もあります)。(また、掛け米に五百万石やもち米などを使っている酒もあります。)
吉田酒造店の「吉田蔵」
こちらのシリーズのポイントは3つあるようようです。
まず最大のポイントは、地元酒米と石川の酵母、オール地物で仕込んだ、“地元”ということにこだわった酒だということです。
新しい味の探求(特に下記の「u yoshidagura」)。ここにも注目です。
吉田蔵uはチャレンジシリーズであるということです。
吉田蔵uのサイトを見て新しいチャレンジのお酒も飲んでみたいと思いました。
機会があれば取り寄せまた、このブログで紹介したいと思います。
手取川 大吟醸 特醸 あらばしり
気品のある華やかな吟醸香、お米の柔らかな甘みと旨味がします。
甘み、苦み、キレの良さトータルのバランス良く、フルーティーでありながらも食中酒として邪魔をしない、爽やかな飲み口です。
余韻は甘みが残る感じです。
生原酒この高品質感で、お値段はお手頃でコストパフォーマンスがいいお酒だと思います。
名称 | 手取川 大吟醸 特醸 あらばしり |
商品説明 | 搾り初めの一番フレッシュで爽やかな部分「あらばしり」。 搾りたてのリンゴのような爽やかに香りと味わいをキープするために蔵では氷温管理。 冬から春にかけては瑞々しさ、夏から秋はなめらかな口あたりと美しい余韻が楽しめる。 |
容量 | 720ml |
原材料 | 麹米: 掛米: 醸造アルコール |
精米付合 | 精米歩合45% |
アルコール度 | 16度 |
お召し上がり方 | 冷酒 |
時代が流れインターネットで多くの情報を手に入れれる様になりました。
美味しい日本酒を飲んで楽しい時間を過ごすのであれば、作りての物語も一緒に味わう様になりました。
株式会社吉田酒造店 | 住所 石川県白山市安吉町41 |
酒 銘 | 手取川 吉田蔵u |
ホームページ | https://tedorigawa.com/ |
創業年 | 1870年(明治3年) |
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コメント
コメント一覧 (1件)
[…] 詳しくは以前の「家飲み 日本酒 手取川 大吟醸 無濾過生原酒」で紹介しています。 […]